2006-03-02

■ 「スパムメールは採算が取れるうちは根絶されない」京大高倉助教授

• http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2006/02/28/11055.html

　高倉氏によれば、スパムメールは返信率が0.001％を超えれば採算に合うため、コストがかからないという。例えば、PCが10万円、プロバイダー料金が月額4,000円、1億件のメールアドレスの相場価格が10,000円、その他の経費を含めて20万円を初期投資金額と想定する。アダルトサイトを運営している業者が2～3万円の課金請求することを目的にスパムメールを送った場合、7～10人が騙されて料金を支払えば初期投資分は回収できるという。

1億件送るのに1万円しかかからず、1000万人に一人が引っかかてくれれば採算ベースに乗る、と。こんな低確率でも成り立つのだとしたら、スパム根絶は不可能な気がしてきた・・・。

■ 日本のインターネット、マジやばくね？

• http://www.virtual-pop.com/tearoom/archives/000141.html

音声や動画が垂れ流されるようになって、アクセスの集中する基幹部分ってどうなっているんだろう？と前から疑問には思っていたのだけど、こちらも結構大変なことになっているようだ。スパムメールが何億通も送られたとしても所詮はテキストデータなので、動画のトラフィックに比べれば誤差みたいなものなのだろうか？

もうＰＣの電源を入れたらネットに繋ぎっぱなし状態の生活に慣れてしまったので、いまさら大昔のような従量制に戻られても困る。普通の人が普通に使う分には定額のままですむといいな･･･。