■ [ゲーム][体験版]PGR3
会社で数人のデザイナーの人から「プロジェクトゴッサム3は買わないんですか?」と聞かれた。件のスクリーンショットはやはり衝撃的だったらしい。買う予定はないけど体験版が落とせるのでそのうち本体ごと持ってきます、と返答しておいた。
この数日、Xbox360本体は夜も出勤時もほぼフル稼働?で体験版をダウンロードしていた。『PGR3』も先日落としていたので先ほど遊んでみたのだけど、前作の『PGR2』と同様の操作感覚で個人的には好みのゲームではなかった。前作は本体を持ってないのにビンゴの景品で『PGR2』が当たってしまった人からもらって遊んだものの、車の挙動があまり好きになれなかったのと、30fpsの画面に違和感を感じたために1時間ほどプレイしただけで止めてしまった。今回の『PGR3』もそれと似た印象。
以前にゲームショーで見たときにも思ったのだけど、同じ30fpsでもモーションブラーが入っている分だけ体感的なフレームレートが高く見えるはずなのに、なぜかあまりそう感じられないのが不思議。『ファイトナイト』ではブラーの効果が大きくでてものすごく実写っぽくみえたのだけど、『PGR3』ではそこまでの効果が体感できないのはなぜだろう?まぁ、この辺は慣れると気にならなくはなってくるけど。
絵作りも微妙に不自然さを感じる。静止画で見たときにはあまり気にならなかったのだけど、動くといろいろなものに違和感を感じた。初代XBOXの『ダブルスティール』の絵が実写っぽくなくてなんだか作り物っぽく見えたのと似たような違和感で、おそらく光源処理周りが不自然に感じる原因なんだろう。トーンマッピングに関しても、それが入ることでむしろ不自然になっている場面もあるような気が。
車が影に入ったときの色の落ち方やスペキュラーの乗り方がやや不自然に見えたり、高いビルに両側を挟まれている場所や車が壁近くに寄ったときなどに環境マッピングが無限遠で処理されているために写り込みに違和感があって背景から車が浮いてしまっているように見える。
町並みやビルの看板などについては、スクリーンショットから受けた印象よりもずっとポリゴン数が少なくて平坦に感じた。現実の街とくらべると「ジェットセットラジオ」のような書割風味の印象。背後視点よりはドライバー視点のほうがリアルに感じられるけれど、それでも他の車の質感になんとなく違和感があるし、街路樹の表現にはもう少し工夫が欲しかった。
全体をみれば非常にレベルの高い絵ではあるものの、明日会社に持っていったときのデザイナーの人がスクリーンショットから期待していたものと違って落胆(安心?)する様子が目に浮かぶような・・・。
絵作りに関してはハード性能の問題ではないし絵の好みもあるだろうから、今後はもっと綺麗に見えるゲームも出てくるのだろう。少なくとも映像のインパクトに関しては『ファイトナイト ラウンド3』の方が数段上だった。内容の良し悪しはともかく、あちらのゲームの方が確実に驚きのある次世代を感じられる絵が出ていた。
ゲームの面白さそのものに関しては自分の好みとは違うために判断はできない。とりあえず体験版で十分満足できるために、製品版は購入しない予定。
■ 一部のDOA4 ディスクにセーブデータ消失のバグ
デッドオアアライブ 4にセーブデータ消失のバグが発見されたそうです。
これはアンロックしたキャラクターやコスチューム、実績などが消失してしまうというもの。
テクモもこの問題を確認していて、修正アップデートを近日中に実施するとしています。
なおテクモはこの問題を回避する方法として、下記の手順を説明しています。
1. DOA4のディスクを挿入した状態で、ディスクトレイの開閉ボタンを押して本体を起動する
2. ゲーマーカードに実績などのゲーマープロフィールがすべて表示されるまで待つ
3. トレイを閉じてDOA4を起動する
またか・・・あれだけ延期したのに。
回避方法が奇妙なので、システム周りの問題かな?「一部のDOA4」ってのも気になる。