■ [.S]Sa・ga2 秘宝伝説 
次のネタはロマンシングじゃないほうのGB版サガ２より、「メカ・人間男・エスパーガール・先生」の４人パーティー。16*16ドットのキャラは32*32よりも密度が高く、黒いピンも大量に消費するために黒ピンを作っても作ってもすぐなくなってしまうので大変だったけれど、元がモノクロのゲームなのでもしファミコン版があったならどんな色になるかな？、などと想像しつつ色をつけるのは楽しかった。これ以外にも主人公の父親やサブキャラのカイなども作ろうとしていたけれど、どう色をつけてもモノクロのものと比べて違和感があったのでやめた。いっそ色など無いほうが想像が膨らんでいいのかもしれない。
今回の作業BGMはこちら。サガ２はロマサガの作曲者の伊藤賢治氏のデビュー作だったようだ。FFで有名な植松伸夫氏と共同でそれぞれ半数づつくらいを担当しているので、曲を聴きながらこの曲はどちらが作曲してるのかを曲の雰囲気から想像して当ててみるのも面白い。
小学生の頃、はじめてゲームボーイで遊んだゲームが「スーパーマリオランド」で、FC版のマリオと比べると動きが荒くてあまり面白く感じなかったために、ゲームボーイはあまりいいゲーム機ではない、という印象を受けてしまった。
しかし「魔界塔士SaGa」を見てその考えが大きく変わった。小さなハードの小さなROMで動くモノクロの画面から、無限に広がるほどの大きな世界が生まれてくるようにさえ感じた。他のRPGにない独自の世界観と、Saga特有のシステムに大きく魅かれ、バグも多かったけれど、それもまたSagaの魅力の一つと思えるくらいに遊び込んだ。その続編のSaga2もシステム・シナリオ共に前作以上に完成度が高く、いろいろなパーティーの組み合わせで何度クリアしたかわからないほど遊び続けた記憶がある。
1も2もGBのゲームの中では屈指の面白さだっただけに３の発売時には「3もきっとものすごく面白いに違いない」と期待していたけれど、その期待はあっさりと裏切られた。何もかもが中途半端な別物のゲームになってしまっていて、クリアしたかどうかの記憶さえあいまいなくらいに印象が薄い。
何が原因であのような続編が作られてしまったのだろうか？
■ 小島監督のブログ 
http://blogs.dion.ne.jp/arere/より
忙しいはずなのにこんなに濃ゆい内容で毎日更新している。スゴイ。
メタルギア２のメイキング本の巻末に、小島監督のメタルギアソリッド２の開発当時の日記が載っていて、現場の生々しい話も結構あったりしていろいろと参考になるので、内容をほとんど覚えてしまうくらいに何度も読み返している。今後はリアルタイムで監督の日記が読めるのかと思うととても嬉しい。ネットって素晴らしい。
あと、このBLOGでMGS3サブシスタンスにMSX版のメタルギア2が収録されていることを知った。当時は近所の販売店ではすべて品切れで、再販されてもまたすぐに売り切れたためにMSX版の２は遊んでいない。ネット対戦もできるらしいので、サブシスタンスは買ってみようかな･･･。
