2005-01-28

[]自転車で京都まで行ってみる・7日目 自転車で京都まで行ってみる・7日目 - Nao_uの日記 を含むブックマーク はてなブックマーク - 自転車で京都まで行ってみる・7日目 - Nao_uの日記 自転車で京都まで行ってみる・7日目 - Nao_uの日記 のブックマークコメント

今日は風がほとんど吹いていなかったので、久しぶりに少し気分を変えて堤防の上を走ってみた。遠くまで見渡せるのが気持ち良い。日に日に走る速度が上がってきて、最近では出発から帰宅まで休憩込みでも約6時間で帰ってこれるようになった。帰ってから買い物に出る余裕ができたのが嬉しい。

とりあえず、当面の目標であった一週間を走り終えられたのでこれで一区切りとしようと思う。

最初は3日間でやめる予定だったけれど、2日目にあまり疲れていなかったのでもしかして一週間くらいならいけるかも、と思い始め、3日目の出発直後にとりあえず最後までやってみようかと決意した。その日の帰り道、向かい風で苦しんでいるときには早くも後悔し始めてたけど・・・。

途中で何度か、向かい風に苦しみながら「なんで僕はこんなバカなことやってるのかな・・・」とか疑問に思ったりもしたけれど、とりあえずは最後まで続けられてよかった。体調もよく、天候にも恵まれた幸運に感謝したい。

これで休みに入ってからの総走行距離は約800Km。1000Kmの大台まであと200Km。

血液型と性格 血液型と性格 - Nao_uの日記 を含むブックマーク はてなブックマーク - 血液型と性格 - Nao_uの日記 血液型と性格 - Nao_uの日記 のブックマークコメント

「血液型は性格に影響するのか」ということについて、今日の帰り道でなんとなく考えていたことをまとめてみた。

とりあえずの前提として、個人的には生物学的にそのような相関は存在しないのではないか、と考えている。

しかし、自分が働いている職場では「血液型と性格の関連性はある」と考えている人がかなり多いようで、血液型が話題に上がることも多い。実際に性格と関連性があるのかそうでないのかはよくわからないが、この前ちょっと面白い記事を見つけた。GREEに登録されているキーワードのランキングの記事。

 次が「B型」(2017)。GREEでは登録の段階でその人の血液型を聞いているのですが、そちらでは、A型(2万8065)、B型(1万6398)、O型(2万2496)、AB型(7445)と日本人全体の統計を反映した分布になっています。実数としては3位のB型がキーワードで1位になるということは、B型の人の中にはわざわざ血液型をアピールしたい人が多いということですね。B型の人は自分の血液型にプライドを持っているんでしょうか。ちなみに最大母集団の「A型」のキーワードに登録している人は1511人で、「O型」(1711)よりも少なく、「AB型」(1164)とほぼ同じくらいで、実に奥ゆかしい人が多いことがよく分かります。「これぞ日本の美徳」ってやつでしょうか。

GREEの血液型別のキーワード登録数をみると、全体の割合と比較してB型の登録が明らかに多い、ということだそうだ。血液型性格判断の否定的材料として「調査しても統計的に有意な違いが見られない」という話がよく出てくるが、ここでは明らかに偏った結果が出ているように見える。性格以外の要素の影響もいろいろ考えられはするけれど、それにしても血液型ごとにここまで明確な違いが出ているのは興味深い。

少し話はそれて血液型ではなく星占いの話になるけど、幼稚園の頃に自分の星座はさそり座だと先生から教えられた。それ以来、さそり座の占いを見てはけっこう当たっているなぁ、などと考えながら一喜一憂していたけれど、小学5年生の時にはじめて、自分は本当はさそり座ではなくいて座だったということを知った。じゃあ、これまで何年も当たっていると思って見ていた占いはなんだったのか?当たると思い込んでいただけで何の根拠もなかったのか?そんな経験から、それ以降、占いや性格診断の類を少しひねくれた目線でみる癖がついてしまった。

人の性格はそんなに単純なものではないので、誰にでも神経質な面もあれば大胆な部分もある。当たっていると信じながら占いの結果をみることで、自分自身の行動や性格が少なからず占いの影響を受けてしまうことがあるのではないか。

仮に血液型が先天的な性格に影響を与えることがなかったとしても、「自分はB型だから、占いどおり、ちょっと自己中心的な傾向があるかもしれない」などといったステレオタイプなラベリングを繰り返しすり込まれて強化学習した結果、B型の人のいくらかが血液占いどおりに「自分は自己中心的な人間だ、そういう血液型なんだからしかたない」と考え始める、なんてこともあるかもしれない。また、上記リンクの「B型」の件に関してもTVなどで繰り返し取り上げられた結果、そのような有意な偏りができてしまった可能性も否定できない。

「血液型が性格に関連する」と判断する人が多ければ多いほど、実際に生物学的な影響が皆無、もしくはごくわずかであったとしても、上記のようなフィードバックを受けることで、血液型占いを信じる人間が一定数以上いる集団には血液型占いどおりの傾向が生まれてしまう、ということも起こりえるのではないかと思う。

また、他人を理解しようとするときにこのようなラべリングを活用すると判断すべき情報量が減って便利、という一面もあるのかもしれない。個人的には、相手がどんな人柄なのかを確認しようともせずに、血液型だけで相手を判断して「キライ」とか「苦手」とか言ってしまうのはさすがにやりすぎではないか、と感じるけれど。

ちなみに僕自身は自分の正確な血液型を知らない。父がAO型で母がOO型なので、1/4の確率でAO型、3/4の確率でO型になるはず。誰かが僕の血液型を推測するときに「少なくともB型ではない」とよく言われるので、当たっているといえば当たっているのかもしれない?

今の自分のスタンスとしては血液型による性格への影響は「あると思う人にはあるんだろうし、ないと思う人にはない」のだろうな、と思っている。こういう八方美人で玉虫色な回答をするところがO型っぽくみえるらしいけど。