■ reCAPTCHA - キャプチャを利用した人力高性能OCR
「知ってる情報」と「知らない情報」を組み合わせて解かせることで、ネット上の数十万、数百万のユーザを、機械読み取りに失敗した単語を読む仮想的な機械にしてしまったわけだ。
もちろん、これから十分な数のエンドユーザが確保することは必要だけれども、それは結構うまくいくのかもしれない、と思った。
■ スケベ心で巨富を築く技術?テストステロンコンピューティング
ここで彼は、もし1日平均5000人がESPゲームで遊ぶなら、Google画像検索で検索される4億2500万の画像に1つずつのキーワードをつけることができる。半年あれば画像ひとつに6つのキーワードをつけることも可能だ、と述べている。
この記事では更なるアイデアが発案されている。オンラインのコンテンツ保護技術のCaptchaと組み合わせることで、さらにこの仕組みを発展させたるのではないか?という提案だ。
■ 人工人工知能(Artificial Artificial Intelligence)
「単純な、ちょっとしたコンピューターにはできないタスクをやって、お金をもらおう。」
「すきなときに好きな仕事を選んで働いて、いくらもらうかも自分で決めよう。」
ちいさなタスクというのは、たとえば「その写真に人間が写ってるかどうかをチェックする」
といったようなことだ。これを人間がやる。たとえば1枚写真をチェックしたら10円もらえる、
といったようなことだ。
そのちいさな労働力を、Amazon WebAPIを通して、プログラムから利用できるようにするところが味噌だ。
このプログラムは、コメントにも書いたが、ある写真を読み込むときに、
その写真に人がうつってるかどうかをチェックするという部分の断片の仮想コードだ。
「関数呼び出しの中に人がいる」という状況は、圧倒的に面白い。
人間を構成要素として使うための、まったく新しいプログラミング言語の登場が予期される。
こういうのを見ると、Webが、いよいよ本物になってきた感じがする。
やばいなあ。。