■ 「PSPのロードは長い」を検証
テストされたのはPSPゲーム80タイトル。電源を入れてから可能なかぎり素早く操作して実際のゲームに入るまでの時間を1タイトルにつき二回計測、平均をとるという微妙に厳密な方法で求められたのは、全ゲーム平均で103.4秒だったとのこと。
最短だったのはアストニシア・ストーリーの51秒。全80本のうち一分を切っていたのはこれにグラディウス・コレクション(54秒)とルミネス(55秒)を加えた3本という結果でした。
逆にロード時間の長いグループは二分半を超える強者がひしめく混戦状態でしたが、最長だったのはやはりロード時間の長さだけでも有名な帝王WWE SmackDown! vs. RAW 2006の四分超(245秒)。
長い・・・。こんなに長いと電源を入れるのも億劫になりそうな。
最近PS2やXbox360を立ち上げようという気力がなかなか出ない。PS3の起動は早いらしい、とこのとなのでちょっとだけ楽しみ。
起動時間とは直接関係のある話ではないけど、久々にFF5をプレイしてみて、DS版のFF3の戦闘はテンポが悪く感じる。発売前から言われていた戦闘前後の待ち時間や、攻撃や魔法などの行動の前後の一瞬の硬直、勝利直後からファンファーレ画面の間の暗転などFF5をやったあとでは微妙に気になる。*1
どうせならこちらも3Dでリメイクではなく、SFC相当の絵で2Dのまま出してくれたほうが気持ちよくてよかったのかも。そうすれば敵がたくさん出せなくて分裂する敵の意味が薄いなんて事もなければ、ローポリでむりやり天野絵を再現したせいでボス敵がなんだかかっこ悪くなってしまうようなことにもならなかっただろうし。
延々と同じ事を繰り返すことになるRPGにおいては、ゲームのプレイ時間のほとんどを占める戦闘や移動はテンポ良く気持ちよく進められるほうが嬉しい。ウィザードリィのようにボタン連打で戦闘を飛ばせるようにしろとまでは言わないにしても、そのへんをかなり頑張っていたドラクエ8でも時折鬱陶しく感じることもあったりするし。
あと、3Dのゲームよりも2Dのゲームのほうが画面が見やすいので長時間遊んでも疲れにくいのかも、とも思った。ハードの性能が上がったからといってプレイが快適になるとは限らない。単なる懐古主義者の偏見かもしれないけど。
■ 子供にレトロゲームをやらせてみる
・バッグマン 評価B
ツルハシや雲梯の使い方を理解していないようだったが、ただお金を手押し車に
持って行くだけで楽しんでいた。なぜこのゲームを遊びたがったのか分からないが、
真横から見た断面図の画面というのは子供にとってわかりやすくていいのかもしれない。
・バブルボブル 評価S
大人の俺から見るとあまりいいゲームじゃない(後半面はほとんどかぶりつきしか
することがないし、ゲーム性は低いと思う)バブルボブルだが、当時子供に誇った
絶大な神通力はまだ残っているのか。…残っていた。大受けだ。
放っとけば2人でいつまでもやってる。
それにしてもバブルボブルの人気にはびっくりだ。
思うに、バブルボブルは敵の追尾があまりきつくないし、敵が勝手に画面の一部に
ハマってくれたりもするから、簡単で、じっくり考える余裕があるところがいいんだと思う。
子供にとっては、死なないで長く遊べるゲーム=いいゲーム なのかなー、と、 ちょっと思った。
それとさっきも触れた「真横から見た断面図」ビューであること。
一応面が100面もあって、面をクリアすれば場面が変わっていくのもいいのだと思う。
小さな子供にとっては「真横から見た断面図」なゲームのほうがわかりやすい、らしい。そういわれてみれば自分も昔は上面図なゲームよりも横スクロールのほうが遊びやすくて好きだったような。水槽を横から覗くような感覚でテレビ画面を見られるからかな?
あと、くにおくんの大運動会は本当に最高。4人でコントローラーが壊れるまで遊んだ・・・。