■ ドラゴンクエスト4「極限低レベル・ボス撃破」 
- ドラゴンクエスト4「今度こそ極限低レベル・ボス撃破」
平均レベル2.3の６人のキャラでデスピサロを撃破。信じられない。
システムの穴(?)を利用した「馬車殴り」と呼ばれる特殊な技が、この攻略のポイントらしい。
馬車殴りとは・・・
戦闘パーティーが全滅した後、馬車の中から飛び出したキャラが”同ターン内に行動する”
というお得な現象のことをいいます（命名：おてうさん）
戦闘中のキャラにコマンド入力を行った後にキャンセルして馬車に戻してから、そのターン内にパーティーが全滅すると、本来行動できないはずの出現直後の状態であらかじめ入力しておいたコマンドが発動するというバグ(?)技。有名なFC版ドラクエ３の「ぼうぎょ＊３」→キャンセルとコマンド入力することで、内部的にフラグが残っているために防御しながら攻撃ができてしまうのと似たような現象か。
ターン終了時に規定量のHPを自動回復するドラクエのボス戦においては、１ターン内にいかに大量のダメージを与えられるかが勝負の決め手になる。今回はこの「馬車殴り」と、メガザルの腕輪による復活を併用した組み合わせ技を駆使して、本来ありえない人数で一気に攻撃し続けることが、この攻略の要となっているらしい。
手順が複雑なので完全には把握できてないのだけど、この方法でデスピサロを倒すには、いいタイミングで死んでメガザルの腕輪を使ってくれる人をあらかじめ何人か選んで作っておかなくてはならないようだ。
レベル1キャラですから、炎なんか食らえばもちろん一撃全滅です。
従って、いかなる場合においても敵の攻撃1回で絶対に死んではいけません。
また、敵の2回目の行動で死なない場合も問題です。
この場合は馬車の中の人はなにも出来ませんし、外にいる人は防御をしているのでなにも行動できず、
ただのダメージ食らい損です。しかもHPが減った状態では、次のターンの攻撃を2回も耐えられないでしょう。
というわけで、「いかなる攻撃が来てもちょうど2発目で必ず死ぬキャラ」の作成が勝利への絶対条件です。
しかもそのようなキャラが最低でも2人必要です。
ローテーションにしたがってタイミングよく計画的に死ねるようにするために、HPやすばやさを適切に調整しておかなければならないらしい。この攻略では装備の選択だけでなく手持ちの種を使ったドーピング量まで調整して、ちょうどいいタイミングで死んでくれるパラメータのキャラを作ったようだ。
第5形態が第6形態と違うのは、攻撃力が多少低いことと、高熱のガスがあることです。
高熱のガスはダメージが30～40ですので、高熱のガスが来てしまうと攻撃2回で死ぬことが出来ません。
但し、そのターン内の敵の攻撃がガス＋打撃ならば死ぬことができることがあります。
何にしても、とにかくガスが来ないことを祈るのみ。ある意味今回のプレイで最強の形態です。
「死ぬことが出来ません。」とか、「ガス＋打撃ならば死ぬことができることがあります。」など、日本語のフレーズとしてなにかがおかしい。
敵を倒すためにあえて死ななくてはならないというこの戦術は、もはや通常のドラクエの常識では考えられない境地に達しているような。
ドラクエの低レベル攻略というとどうしても毎ターン賢者の石使用＋会心の一撃待ちの、戦術よりも運頼み中心のプレイになってしまいがちだけど、特殊なシステムの少ないドラクエ４で、本当に最低限のレベルの状態でここまでシステマチックな攻略を構築しているのがスゴイ。「馬車殴り」という作戦名通りの激しい展開になりそうなので、実際のプレイはかなり見ごたえがありそう。どこかに動画が落ちてたりしないかな･･･。
