■ ゲームは誉めることを目的としてる
まかべひろし@sinpen
@manabn 4〜5年前からよく親御さんに言ってるんですけど、ゲームに子守りさせちゃダメなんですよ。ゲームは誉めることを目的としてるので、躾をするために怒ることも必要な親は、ゲームよりも嫌われる運命なんです。それを避けるには、ゲームに子守りさせちゃいけない。
最近は「スーパーモンキー大冒険」とか「ミシシッピー殺人事件」みたいなぜんぜん褒めてくれないゲームも減ったなぁ、と。
■ 『元祖西遊記スーパーモンキー大冒険』
ゲーム内にはまったくと言って良いほどヒントが出てこず、次の目的地・目標は何なのかが分からない状況で一行を操作していかなければならない。大陸間の移動などにはワープゾーンを利用するが、そのワープゾーンの場所は画面に表示されないので手探りで探さなければならない。
戦闘モードでは、攻撃している相手が味方なのか敵なのか全く分からない状態で戦わなくてはいけない。また、無造作に敵にも味方にも攻撃するような仕様になっている。例えば、敵だと思っていた龍が三蔵法師が乗っている馬だったりする事もある。
そのため、突然戦闘画面が終わり、知らぬ間にゲームオーバーになる場合がある。更にゲームオーバー画面は「ああ しんじゃった!」と表示されるのみである。
スーパーモンキー大冒険は、何をやったらいいかさっぱりわからない広大なマップをさまよいながら、天竺へと続く遥かな道程の遠さを実感させてくれるゲームだった。
ミシシッピー殺人事件も、探偵が殺人事件を捜査する以前に、まだ誰も殺されていないのに理由もなく自分がいきなり死ぬ、という展開はとても斬新だった。
最近のスマートフォンのゲームを遊んでると、何かを達成したご褒美として褒めてくれるんじゃなくて、まだまったく何もしてないのにいきなり褒めるところから始まる感じ