■ [映画]ハチミツとクローバー
とりあえず見てきた。
どうやってもマンガを実写化すると別物になる、という前提を踏まえれば、これはこれでそれなりによくできてはいたように思う。限られた時間ではそれぞれのエピソードを掘り下げることが難しく、登場人物も多いために原作を見ていないと唐突に感じられるのではないかというシーンも多くあったけれど、見ているうちにこれはこういうものだと馴染んできて、最後はそれなりに綺麗に締められていたのでよかった。とはいえ、どうしてこういった作品を原作に映画が作られるのか、と考えるとちょっと疑問は残るけれど。
原作の連載はもう完結しているらしく、最終巻は9月に発売されるようだ。少し寂しくはあるけれど、終わるべきタイミングでちゃんと終われる漫画は幸せなのかもしれない。