■ モバイル・ソーシャルゲームは「生産的」、コンソールゲームは「時間の浪費」
海外で学生5600人を対象に調査を行った結果、今の若者はコンソールゲームよりもモバイル・ソーシャルゲームを好む傾向が明らかになった。
Paper氏はリポートの中で、「彼らは“友人とつながっている感覚”」を重視すると指摘。このため、モバイルゲームやソーシャルゲームに対しては「生産的」と感じる一方、ソーシャルなつながりに欠けるコンソールゲームに対しては「時間の浪費」だと感じるのだという。
■ パズル&ドラゴンズが示したソーシャルゲームの未来
今年2月の最も大きなニュースは『パズル&ドラゴンズ』(以下パズドラ)の発売だろう。
この登場はソーシャルゲーム界に大きな衝撃を与えた。
この出現まで、ソーシャルゲームはどれも似たようなコピー品だった。
カードバトルならカード集め、合成、そしてガチャガチャに体力システム。
当初こそある程度ゲーム内容にばらつきもあったが、売れたゲームのシステムは構わずに真似る姿勢で、今ではほとんど同じようなシステムになってしまった。
その他ファーム系やいくつか種類があるが外見が違うだけでシステムはほぼ同一。
だが、パズドラは違う。
誰がプレイしても結果の変わらない、ボタンを押すだけの「ポチポチ」を3マッチパズルにしてしまった。
今まで、プレイヤーの実力ではなく課金とプレイ時間だけが評価されていたところに新しい風を吹き込んだ。