2006-07-13

ユーザー指向のもの作りに関する一考察 ユーザー指向のもの作りに関する一考察 - Nao_uの日記 を含むブックマーク はてなブックマーク - ユーザー指向のもの作りに関する一考察 - Nao_uの日記 ユーザー指向のもの作りに関する一考察 - Nao_uの日記 のブックマークコメント

そこには、自動車産業の父、Henry Fordの言葉「もし私がカスタマーに何が欲しいかと尋ねたら、彼らは『もっと早い馬が欲しい』と言っていたでしょう」が引用してあり、「カスタマー(顧客)の声を聞くことは大切だが、彼らに『何が欲しいか』を聞いても必ずしも答えは出て来ない。それよりも彼らの行動を良く観察し、どんなところで苦労しているか、彼らなりにどんな工夫をして今あるものを使いこなしているかを理解した上で、何を作るべきかを考えるべきだ」と結論付けている。

 特に「合議制」でモノゴトを決めて行く日本の会社の場合、「アンケートの結果、何パーセントのユーザーが欲しいと言っている」などの数値化されたデータに頼り切った社内向けの資料を作る必要が往々にあるので、「ターゲット・ユーザーを観察した結果、こんな商品なら喜んでもらえるのとの結論に達した」という資料では説得力に欠け、何の変哲も無い「既存のユーザーの多くが欲しいと主張しているもの」に企画段階で負けてしまうことがしばしばあるのだ。「合議制」ではイノベーションが出来ない根本的な理由はここにある。

それよりも、ユーザー層全体を良く観察し、「なぜゲームをする時間が減っているのか」、「なぜ今時の若者は、家に帰って最初にテレビのスイッチを入れずにまずはパソコンに向かうのか」などの疑問に対する答えをまず見つけるべきであるように私には思える。そしてその中から、ユーザーが想像もしていない斬新なゲームの楽しみ方や、テレビを中心としたライフスタイルを考えて行くべきなのである。


ボブの絵画教室』はWiiで発売、収録される絵の募集も 『ボブの絵画教室』はWiiで発売、収録される絵の募集も  - Nao_uの日記 を含むブックマーク はてなブックマーク - 『ボブの絵画教室』はWiiで発売、収録される絵の募集も  - Nao_uの日記 『ボブの絵画教室』はWiiで発売、収録される絵の募集も  - Nao_uの日記 のブックマークコメント

Bob Ross Interactive LLCとAGFRAG Entertainment Groupは、国内ではNHKが放映した「ボブの絵画教室」を共同でゲーム化することを正式に発表しました。ゲームはWiiに独占供給され、Wiiリモコンの直線的な操作を利用します。両社では現在、発売元になるパブリッシャーを探しているとのことです。

また『Bob Ross Painting』に収録される風景画の募集も行われています。風景画はBob Rossのテクニックに従って描かれたもので、全ての権利を譲渡することが要件となります。募集は7月からで、6月には詳しい内容が明らかにされるとのことです。こういうのは余り無い嬉しいチャンスかもしれません。

ボブの絵画教室」のゲーム化。これは欲しい!

どんなゲーム(?)になるんだろう・・・。