■ 帰省 ２日目 
今日は子規記念博物館に行ってきた。父が展示の一部を手がけたそうで、仕事の打ち合わせのついでに家族で見学してきた。子規記念博物館は、松山出身の正岡子規に関する書簡や原稿が展示されている文学系の博物館で、しばらく前に司馬遼太郎の「坂の上の雲」を読んで子規や秋山兄弟に興味があったので、当時の人物の交流や明治期の松山の様子などを知ることができていろいろと楽しめた。また、特別展示として種田山頭火にまつわる資料も展示されていた。山頭火の「自由律俳句」って、ふつうの短詞と何が違うんだろう？
その帰り道に電器店に寄って、家族から父にiPodをプレゼントした。発売されたばかりの iPod nanoにしようかと思っていたけれど、大きくてもかまわないしリムーバブルなHDDとしても使いたい、との本人の希望で初代のiPodにした。最近落語や語学教材のＣＤを借りてきてiTunesでＰＣに取り込み始めていたようなので、ちょうどいいタイミングだったようだ。とりあえず喜んでもらえたようでよかった。
夜は最近新設された坊ちゃんスタジアムに、四国アイランドリーグの愛媛マンダリンパイレーツ対香川オリーブガイナーズの試合を見に行ったのだけど、残念ながら雨は夕方で止んでいたにも関わらず天候不順で中止。仕方がないので飲み屋で夕食をとってから帰宅。
父がデザイン系の仕事をしているために実家ではMacを使っていて、今日のこの日記もMacで書いている。Windowsに比べるとフォントが綺麗に表示されるのがいい。操作の違いにとまどうこともあるけれど、慣れるとこちらの方が気持ちよく使えるように思う。趣味としてさわる分にはWindowsより断然楽しい。やっぱりMac Miniを買っておけばよかったかな・・・。
父にMacOSのバージョンアップで互換性が保ててないことに関して、デザインの仕事で何か困っていることはないのか？と聞いてみると「どうしようもないので以前のバージョンを使っている」との返答だった。新バージョンのＯＳで作成したデータは新聞社などでは受け取ってもらえないことが多く、仕方がないので毎回旧バージョンのデータにコンバートして送ったり、OSのアップグレードを行わずに作業を進めたりしているそうだ。Windowsではだめなのか？と聞いてみると、業務に使えるようなフォントはとても高価なのでWindows用を買いなおすのは費用的にも大変だし、Windowsのアプリケーションは揃ってきているけど業務用に使えるフォントの種類が根本的に少ないのでダメだ、とのこと。将来的には状況も変わっていくだろうけど、継続して仕事をする以上、今ある資産が使えなくなるのは困るからタイミングが難しいようで。
