2005-09-09

Nao_u2005-09-09

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前日の夜からフェリーで帰省。明石大橋・瀬戸大橋の下を抜けて朝の6時に松山観光港に到着。

実家で朝食をとってから、父方の実家のある二神島へ高速艇で移動。二神島は瀬戸内海に浮かぶ漁業とミカン農業が中心の人口約250人の小さな島で、港の近くに数軒の商店と神社がある以外はほとんど何もない。この島に来るのも約10年ぶりで、自分が子供の頃のイメージで記憶しているせいか、いろいろなもののスケールがとても小さく感じる。祖父の墓参りをすませた後に島の外周をまわる道を歩いていると、瓢箪のように中央がくびれた独特のシルエットを持つ無人島の由利島が見えた。右はそのときに撮った写真。

http://www.chugoku-np.co.jp/kikaku/umi/17.html

由利島は「電話ボックスのある無人島」としても有名で、近くのどの島からも距離のある孤島のため、テレビの無人島で生活する企画の舞台となったこともある。中央の砂州の部分は、大潮の満潮時には水没して2つの島に分かれるそうだ。最盛期には15軒ほどの民家があったこともあるけれど、今では海底の電話線も切れたために電話も撤去され、廃墟と空の電話ボックスだけが残る島になっている。小学生の頃に一度だけ連れて行ってもらったことがあるけれど、あまりに昔のことすぎてほとんど覚えていない。今行けばいろいろとおもしろい発見もありそうだからもう一度行ってみたいけれど、たぶんそんな機会はもうないだろうな・・・。

歩きすぎたせいで帰りのフェリーの時間に遅れそうになって少し焦ったけれど、夕方のフェリーに乗って無事に帰宅。実家に帰って夕食をとったあとに外に出て空を見ると、満天の星空だった。街灯のない暗い場所に移動してよく目をこらすと、天の川もうっすらと見えた。実家に住んでいた頃は意識したことがなかったけれど、やっぱり田舎は星が綺麗だ。こんなにきれいにみえるなら、子供の頃にもっと流星群など見ておけばよかった。