2005-06-18

インストーラーはある方がいいのかない方がいいのか インストーラーはある方がいいのかない方がいいのか - Nao_uの日記 を含むブックマーク はてなブックマーク - インストーラーはある方がいいのかない方がいいのか - Nao_uの日記 インストーラーはある方がいいのかない方がいいのか - Nao_uの日記 のブックマークコメント

http://d.hatena.ne.jp/ABA/20050617#p1

上記リンクで話題になっていた「インストーラーはある方がいいのかない方がいいのか」という件に関して、個人的にはインストーラなしでファイルをコピーしたただけで動くほうがありがたいと思っている。インストーラが裏でどこに何を書き込んでいるのかわからなくて気持ち悪いとかスタートメニューにわけのわからないアプリケーションが増えすぎて困るとかいう理由もあるけど「新しいPCに移行するときにファイル移動しただけでは動かなくなる可能性がある」というのもインストーラーがイヤな理由の一つだ。

手元マシンが飛んでパソコンの「NC化」を実感

http://amrita.s14.xrea.com/d/?date=20050528#p01

メインで使用しているマシンがハードの故障で使えなくなりました。全く異常が無かったので油断してました。やはりこういうものは、法則どおり忙しい時に起きます。

もちろん、何度もこういう経験がありますが、今回はバックアップをさぼってた割にはダメージが少ない。いろんなものが「あちら側」にあるってことですね。

はてなbloglinesrubyforge(Amrita2のCVS)は、当然全くノーダメージで、ブラウザさえあれば、これだけでネット生活はなんとか続けられます。

結局、手元のマシンで必要なものは、クライアントソフトの設定だけですね。FirefoxThunderbirdのプロファイルが消えてしまって、これは痛いですが、まあ、やりながら少しづつ復旧すればなんとかなります。ソフトの再インストールも、ググってダウンロードして一発だし、パソコンって、いつのまにか、実質的には「NC化」してるような気がします。

長い間新しいPCが欲しいと思っていたもののなかなか購入に踏み切れなかった理由として「環境の移行が面倒」というのがあった。ネットワークやブラウザ、メール環境の再設定やアプリケーションの再インストール、自前で作った細々としたプログラムやデータの移動など、新しいマシンで普段どおりの作業ができるように準備するだけでも軽く数日が潰れてしまう。その手間を考えると少々不便でも今のマシンを使い続けたほうが楽だなぁ、という怠惰さをなかなか乗り越えることができなかった。

しかし、最近は自宅でPCを使う時間のほとんどはメールの確認とWeb閲覧で、会社でも自宅と同じような環境でいられるようにブックマークはほとんどはてなアンテナに移行しているし、覚書きのメモもはてなを使っている。それができるだけの最低限の環境を整えるだけならさほど時間もかからないし、もしGmailなどのブラウザ上で快適にメールが閲覧できる環境があれば、インターネットに接続できる状態にさえできれば日常使う分にはほとんど支障がないのかもしれない。

これを突き詰めると、データにアクセスするための最低限のアプリケーションはローカルなPCにインストールするけれど、肝心のデータそのものはネットワークの向こう側においておくことで環境の移行をスムーズに行えるようになるはずだ。ゲームをインストールしてもセーブデータは向こう側に置いておけるようになったり、アプリケーションをインストールするときにも全ての設定ファイルを向こう側に置けるならば再セットアップもCDを突っ込むだけ、もしくはブラウザ上からOKボタンを押すだけの簡単な手順で済ませられるかもしれない。そこまでいかなくとも、アプリケーションごとの設定ファイルをローカルのフォルダにまとめて簡単に移動できるような統一的な仕組みがあるだけでもずいぶん助かる。OSの設定も同様に。セキュリティ面とかは大変そうだけど、早くそんな日が来るといいな・・・