■ [ゲーム][感想][フリー]洞窟物語 
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２週目。ラスボスを倒して聖域に突入。
難易度調整が本当に絶妙。初見では「こんなの倒せるのか？」と思うような状態でも繰り返すことでだんだんと勝機が見えてきて、ある時点でなにかを見切ったような感覚で倒せるようになる。
１度倒したボスとの戦闘では一週目では苦戦したにもかかわらず、再度戦ってみるとかなり簡単に倒せるので、明らかに自分がうまくなっているのがわかる。快感。ステージ道中も同様の感覚で、セーブポイントの配置が適切で操作性も良いため、自分の上達具合が良く分かり、繰り返し死んで覚えることもストレスにならない作りになっているのが良い。
市販のゲームでも難易度上昇のためにボスをひたすら硬くして延々と同じパターンの繰り返しを強要されたり、死ぬとかなりの時間戻されて同じステージを繰り返させられてうんざりするようなゲームが多い中、今の世の中でこのような感覚が味わえるのは本当に幸せ。
･･･というようなゲーム性も素晴らしいが、それ以上に演出も巧妙。
１週目を普通にクリアしてなんとなく終わった気分になっていたが、まだまだこの世界には続きがあった。本当の目的、再会、脱出の前にやり残していたことなど･･･。聖域に下りること自体がクォートたちの本来の目的であり、ここまでやってきたプレイヤー自身の目的でもある。目的意識が明確にリンクしている感覚がたまらない。
「挑戦したい人だけがすれば良い」地獄の難度ががそのテンションに拍車をかける。とはいっても繰り返しているうちに少しづつ道が見えてくる、あいかわらずの絶妙な調整がなされているけど。鉄の絆で結ばれた頼りになる背中のパートナーと、これまでになく激しい敵の攻撃。おそらく、聖域に挑戦して突破するような人にとっては一生心に残るゲームになるんだろうな、と思う。
聖域の探索範囲は少しづつ広がっている。それでも今日中にクリアできるのか自信はないけど、少しづつ進めていこう。
