父への聞き取り:
こちらも遅すぎて仕事には使えなかった。絵ができるのに一晩以上かかるのに、出来上がったものが思い通りではないことが多々あった
メタボールも試したが、こちらは輪をかけて遅く、2つの球を繋ぐだけでとんでもない時間がかかった。
Q:知人にPCに詳しい人がいたのでは?MSX1を借りてきてチョロQで遊んだ後、MSX2を買った。
PC-98のQuick-Cなど素人が使うとは思えないソフトもあった
覚えてない。(PC-98を持っていた人は?という問いに)Oさんは持っていたが、違うような…?
(いろいろ聞いたが、状況証拠からはOさんとしか思えない。会社を辞めて九州に行った人だが、のちにMacも買ったらしい)
Q:Mac導入の経緯
沖電気がカンプを作る機材を提案してきて、1000万くらいのシステムだった。
購入を検討していたが、その時の常務が「Macでも同じことができるのでは?」と言い出して、「お前が担当だからよろしく」と丸投げされたので通常業務をやりつつ土曜日にマニュアルを読みながらいろいろ試行錯誤したのがはじまりだった
他にわかる人がいなかったので手探りの試行錯誤で大変だった
Q:Mac導入後の使用ソフト
フォトショップ、クオークエクスプレスとイラストレーター、アフターエフェクト
CG雑誌でAEを見かけて、それまではテロップは紙を切り抜いて撮影したものを貼り付けてアニメーションさせていたのが、これを使えば簡単にできるのでは?と購入
入門書を見ながらいろいろ試すが、出来上がった動画をテレビ局に持っていく方法で困った
最初は出来上がった画像データを写真屋に持っていって、ポジフィルムに焼いてもらうのに4,5000円くらいかかってた。
ソニーのデジタルビデオカメラがMacからの出力に対応していて、Macに接続していて特殊な形式のQuickTimeで転送するとデジタルのテープに記録でき、それをテレビに出力することができた。
このデジタルテープをテレビ局に持っていくと、テレビ放映用のオープンリールの素材に変換してもらえた。
デジタルビデオカメラのカメラ部分は使わず、デジタルテープの録画再生機として使用していたことになり、変換は手間だが高価な機材なしにMacの動画を納品できて便利だった。
しかしあるとき「QuickTimeの動画をそのまま持ってきてもらっても大丈夫ですよ」と言われて、それなら早く言ってくれれば…と思った。
LightWaveを簡単な3Dパースのついたアニメを作るのに使っていた。当時、六角大王などフリーのソフトもあったがLightWaveはMacに対応していて比較的安価で高機能だったので重宝した。
しかし、そのうちAEのプラグインで3Dの表現が扱えるようになり、それでほとんど事足りるようになった。あまり使わないソフトは操作を忘れるので大変