■ 『報奨(ごほうび)は結果に対してより“事前に”与えたほうが効果的–ハーバード大の研究より』
こういう心理を利用した仕組みをゲームに組み込めないかとか考えてみたけど、長期的にはネガティブな印象しか生まないような気がしてくる
■ 『アホウドリに学ぶ未来の航空技術』
アホウドリは「ダイナミック・ソアリング」というテクニックを用いる。その要となる翼は広げると3.7メートルにもなり、一度も羽ばたかずに数千キロを滑空することが可能だ。
海面すれすれを飛ぶアホウドリは、突然進行方向を風上に変えることが判明。風を受けて約15メートルまで上昇すると、風下へと向きを変えて楽々と滑空する。高度が下がるとまた風上に方向転換する。
両肩に備わった特殊な腱のおかげで翼を固定できるという。この構造は高性能の固定翼機と非常に似ており、研究者たちは単なる偶然では片付けられないと語る。
「航空機の滞空時間を延長する技術に応用できる。飛行時間を延ばすには、可能な限り風を利用することが重要だ」とトラウゴット氏は話す。