■ モバマス経済学 ~たとえ日銀が許しても、バンナムはデフレを許さない
一般的な観念から考えた場合、通貨供給量が増加すると貨幣の価値は減少する一方で、財(カード)の価格は上昇しインフレがもたらされます。昨日まで世界に1万円しかなかったのに、日銀が輪転機回してもう1万円を流通させて世界に2万円がある状態になれば、モノの値段が2倍になるのは当然ですね。
ですが、通貨供給量が増加しているにも関わらず、レアカードの価格は下落傾向にあります。この理由としては3つあると考えられます。
余談ですが、一般的な経済では貨幣は中央銀行が発行し、その価値を保証します。一方、モバマスには中央銀行は存在しませんし本来であれば公式な貨幣さえ存在しません。いわばスタドリというのは中央銀行を必要とせず、市場自身が産み出した通貨と言えます。
一応ゲーム内の通貨であるマニーを差し置いてスタドリがトレード市場における基軸通貨となったのは、スタドリの持つ、財への兌換性が評価されたためではないですかね。