■ HD動画キャプチャボード(4) 
部屋のレイアウトの都合でテレビとＰＣが背中合わせに置いてあるので、ＸＮＡで何か作るときにはいちいち振り向かなくていいのでテレビに映すよりも楽。デバッガと併用するには画面が狭いのでマルチモニタが欲しくなりそうだけど。
これだけ綺麗に写るのであれば、開発の仕事でもHDのテレビを買わずに直接PCのモニタに流し込んでしまうのも良さそうかも。敵担当や仕掛け担当のプログラマなど、画質や色味を問わないような仕事の人であれば問題なく使えそうな気がする。別のテレビを必要としないので机の上が広く使えるし、バグチェック時にそのままの画質で動画が撮れる、というメリットも大きい。
最近はビデオデッキがとても入手しにくいらしい。ビデオ単体の製品はもう販売してなくて、たいてい不要なDVDプレイヤーがセットで付いてきてしまうし、地デジがもうすぐ始まるせいかS端子入力すら付いてない機種も多くて画像はものすごくボケてて、画面上のデバッグ文字もビデオ経由ではほぼ読み取れなくて困る。
また、最近のデッキには一時停止時にコマ送りで時間を巻き戻す機能がついていないものが多い。昔は重宝してた、一時停止時にもかなりの高画質を維持したままでiPodみたいな回転するスイッチで１コマづつ進めたり戻したりができた高級機はもう手に入らないらしい。これを実現するにはかなり精密なヘッドとテープの制御が必要だったろうから、もういまの廉価な本体しか生産してないような状態では簡単には再現できないオーバーテクノロジーみたいなものになってたりするのかもしれない。
