2007-03-14

なぜ顧客は受入テストで仕様変更に気がつけるのか?の続きの続き なぜ顧客は受入テストで仕様変更に気がつけるのか?の続きの続き - Nao_uの日記 を含むブックマーク はてなブックマーク - なぜ顧客は受入テストで仕様変更に気がつけるのか?の続きの続き - Nao_uの日記 なぜ顧客は受入テストで仕様変更に気がつけるのか?の続きの続き - Nao_uの日記 のブックマークコメント


顧客テストにはあって、仕様決めのときにはないもの 顧客テストにはあって、仕様決めのときにはないもの - Nao_uの日記 を含むブックマーク はてなブックマーク - 顧客テストにはあって、仕様決めのときにはないもの - Nao_uの日記 顧客テストにはあって、仕様決めのときにはないもの - Nao_uの日記 のブックマークコメント

ぼくは「仕様決めのときになくて、顧客テストのときにある」のは「動くアプリケーション」と「それまでのコミュニケーションで培ってきた信頼関係」だと思う。受け入れテストといえど、純粋に仕様から落とし込むというよりは、できあがってきたアプリケーションの動作を開発チームとのコミュニケーションを通じてすり合わせられている。その上で、実際に動くアプリケーションを使って検証するから、この仕様は正しいと判断できるのだと思う。


いずれにせよ、仕様決めのときにお客さまにサポートしてあげられるのは、「何故、そのような仕様にするのですか?」と、確認を繰り返しすことだろうと思う。ここをはずさなければ、後々細かい齟齬があったとしても、ぼくらの提供するサービスの本質的な価値は損なわないと思っている。


正しい仕様は、お客さまが最初から知っているわけではなく、開発チームのコミュニケーションを通じて生み出されるのだと思う。開発チームがITの知見をお客さまに提供することによって、よりよい業務やシステムに生まれ変わることも多いはずであり、だからこそぼくらはこの仕事にやりがいに感じるのだ。