■ [自転車]琵琶湖一周(二日目)
[起床]
夜明け前に起きた。蚊などの刺す虫はいなかったけれど、寝ていると時折近くで何かの虫の羽音がするのが気になった。
起きてみると、体調は想像以上に良い。寝る前にちゃんと栄養を取り、暖かくして血行を悪くしないように気を使ったのがよかったか。これなら昨日と同じくらい走れそう。4時半くらいにあたりが少しづつ明るくなってきたので、出発した。
[出発]
少し進んでトンネルを抜けると湖が全く見えない場所に出てしまった。進めど進めど琵琶湖は見えず、道が東方向に向いている上に、どんどん山の中に入っていく。米原から先は未知の世界なので、地名を見ても今どの辺りにいるのかわからない。変な方角に進んでいないかとても不安。
しばらく進むと東西に走る国道8号線にぶつかった。道路標識を見ると、目的地は西の方角にあるはずなのに、大津は東方向と書いてある。一瞬混乱したけれど、少し考えて大津まで行くなら国道8号線を通って昨日来た方角に戻る方が近いということなんだろう、と納得した。まだ半分も進んでないということか。とりあえず8号線を西に進むと敦賀に向かうらしい。どんどん山の方に入っていく。本当にこの道で大丈夫なんだろうか?
[湖畔]
8号線をしばらく進んでトンネルを抜けると、琵琶湖が見えた。少し安心。しばらく湖沿いの道を走る。早朝の涼しい空気がが気持ち良く、景色もとても綺麗だったので写真を撮ってみた。あの遠景で霞んでいるさらに向こうまで走っていかなくてはいけないのかと考えると少し気が滅入るけど、とりあえずあまり深くは考えないことにする。
[帰路]
琵琶湖の北端を回ると道が二手に分かれていた。左は「奥琵琶湖パークウェイ」という琵琶湖沿いを走る曲がりくねった山道で、右に行くと山の中を走る広い国道になっているらしい。せっかくだから湖沿いの道を進もうとしてしばらく進むと、「崖崩れにより通行止め」の看板が。近くで農作業をしていたお婆さんに尋ねると「通れない」との事だったので諦めて戻り、山の中の国道を進んだ。琵琶湖は見えないけど、景色はそれなりに綺麗。結局2日目はこの奥琵琶湖パークウェイを通れなかった時点で湖沿いの道を走るのを諦め、できるだけ一直線に帰ることのできる道を選ぶことにした。ここから先は大津までひたすら161号線を進む。
走り始めてから数時間は山道だろうが坂だろうが気持ちよく走れたのだけど、走行距離が50Kmを越えたあたりから少しづつ疲れが出はじめて、ペースが上がらなくなってきた。特に琵琶湖大橋を超えてから大津までの間はたった14Kmしかないはずなのに、この区間は距離以上にずっと遠く感じた。陽が射して暑くなってきたのと、市街地に入って走りにくくなったというのもあるのだろうけど。
大津に着いてから少し休憩した後に、来るときに通った道をそのまま戻る。こんな日に限って結構強い向かい風が吹いていて、太陽が照り付ける中、ただでさえ2日目で体力が落ちているところに漕いでも漕いでも風のせいでなかなか進まないのが辛い。淀川の河川敷の橋の下の日陰で休憩を繰り返しながら、午後3時前くらいにようやく帰宅。2日目は琵琶湖の湖沿いの道を通らずショートカットしたので、総走行距離は2日間の合計で約300Kmくらい。
[まとめなど]
とりあえず一通り走ってみて分かったことや反省点としては、
- 今の時点では何日も続けて走ろうと思ったら一日あたり150Kmあたりが限界か。それ以上は体が持たなさそう。
- 飲物はもちろんのこと、食べ物も定期的に補給しながら走る必要がある。特に2日目は20Km毎に200Kcalづつくらい食べないと、すぐに体に力が入らなくなった。空腹は感じていないのに突然体が動かなくなるので、とても厄介。
- 夏といえども準備無しの野宿は無謀。今回はたまたま運良く道の駅がいい場所にあってくれたおかげで助かったけれど、これがなかったらどうなっていたことか。泊まりが必要な距離を走るなら宿の手配はしておいたほうがいい。もしどうしても野宿するというのであれば、最低でも寝袋は必須か。何にしても無計画なのは良くない。
- とりあえず「琵琶湖はでかい」ということだけは嫌というほどよくわかった。今回は西側の湖岸沿いの道が走れなかったのでいつか再チャレンジしてみたくはあるが、少なくとももうしばらくの間は行きたくない気分。
本当は今回の休暇の間に今後の報告も兼ねて自転車で実家のある愛媛まで帰ろうと思っていたのだけど、最近天候不順なうえに体力不足を強く感じたために、実行に移せなかった。今回はじめて途中で一泊して走ってみたことで、愛媛まで帰るときに準備しておかなければいけないこともいろいろわかったように思う。いずれ機会を見て試したい。
あと、走り終わって帰ってから体重を量ると、出発前の時点からちょうど3Kg減っていた。+1Kgくらいはすぐに戻ってしまうだろうけどその体重を維持できれば、前回の休暇のときには失敗した減量目標が達成できそうな気配。
金曜夜から旅行に出かける予定なので、ゆっくり休んで体調を戻さねば。
■ DELLユーザー驚愕 キーボードのカタカナのタの印字が夕な件
1名前: ムーンベース投稿日: 2006/07/26(水) 17:54:56 id:P9tzam8z0 ?BRZ
キーボードのカタカナのタの印字が夕な件
11名前: ムーンベース投稿日: 2006/07/26(水) 18:00:19 id:sTzTa7hZ0
まじ?
13名前: ムーンベース投稿日: 2006/07/26(水) 18:01:27 ID:9UoEzNq00
マジだ(w
143名前: ムーンベース投稿日: 2006/07/26(水) 18:22:28 id:P9tzam8z0 ?BRZ
ローマ字のロってこれなんだ。 □(四角)じゃねーかこれ
144名前: ムーンベース投稿日: 2006/07/26(水) 18:22:28 id:WtQ3ZS6J0
ローマ字のロも大きい気がする
口ーマ字
うちにDELL製のキーボードもよく見ると確かに「タ」ではなく「夕」になっている。毎日触っているのにぜんぜん気づかなかった・・・。胡散臭い台湾製のパチモノ機器の説明書のようだ。
DELL以外のメーカーでも"カ夕カナ"になってるキーボードがあるということは、どこかに間違った各言語用キーボード刻印の共通のデータベースでもあるのかもしれない。
あと、Googleで"カタカナ"ではなく"カ夕カナ"で検索をかけるとトップに出てくる(財)中国残留孤児援護基金のページが謎。
カタカナ練習帳3-すらすら読んでみよう
450 B5判 15
身のまわりにカ夕カナ語がたくさん。大量に読んでカ夕カナ語に慣れましょう。
「身のまわりにカ夕カナ語がたくさん。」というフレーズが素敵。確かにカ夕カナは予想外に身近なところにたくさん存在していた。これはもう慣れるしかないか。
それにしてもこのページは素で間違えたのだろうか?そもそもどうやったら一部のセルにだけこんな器用な間違い方ができるのか。
追記:
"力タ力ナ"や"力夕力ナ"で検索してもそれなりに引っかかる。こちらは形がほとんど同じなので、目で見て識別するのは難しい。
- http://www.mask.co.jp/osato/puraisu/puraisu01.htm
- http://www.city.iwata.shizuoka.jp/life/01/li0106.html
- http://www.kkr.mlit.go.jp/kingi/about/data/12/caspol/caspol_2.htm
このあたりのページから察するに、紙からOCRで取り込んだときの誤検出が原因かも。
明らかにOCRを使っていなさそうなのに"夕イプ"と書かれているBlogがあるのも不思議。