2006-02-26

ふだんは休日には自転車で会社に行くことにしているのだけど、今朝は雨が降っていたために電車で出勤。睡眠不足気味の眠い状態で一日中チェックのためにゲームを続けていると、頭がぼーっとしてくる。

仕事を終えて帰宅しようとしたときに、いつも置いている場所に自転車が見当たらなかったのでまた自転車を盗られたのかと本気で勘違いして一瞬焦った。土曜と日曜の記憶が混ざって、もうわけがわからない。

電流刺激で脳機能がアップ――脳障害治療へ応用 電流刺激で脳機能がアップ――脳障害治療へ応用 - Nao_uの日記 を含むブックマーク はてなブックマーク - 電流刺激で脳機能がアップ――脳障害治療へ応用 - Nao_uの日記 電流刺激で脳機能がアップ――脳障害治療へ応用 - Nao_uの日記 のブックマークコメント

米国立神経疾患・脳卒中研究所(NINDS)の新たな研究結果によれば、人の前頭部から弱い電気的な刺激を送ると、言語能力を20%程度向上させることができるという。

 この研究で、NINDSの研究者たちはまず、103名のボランティアに、特定の文字で始まる単語をできるだけたくさん思い出してもらった。次にボランティアの額に電極を取り付け、そこから2ミリアンペアの電流小さなLED(発光ダイオード)の点灯に必要な電流の10分の1を流した。電気が流れている間に、先ほどとは異なる文字で始まる単語を思い出すよう求められたボランティアたちは、平均で20%多く単語を挙げることができた。

 報告された副作用は、頭皮の電極を取り付けたあたりが、かゆいような「泡が立つような」感じがすることだけだった。

最近では、電極を使用しない経頭蓋磁気刺激という方法で、幻覚や重度の鬱病の治療が試みられたことがある。だがこの方法は、症例によっては発作を引き起こす可能性があるため危険と見なされている。

 今回NINDSが行なった弱い電流を使う方法には、これまでのところそういう問題はないと見られているが、ワッサーマン博士はさらに調査が必要だと注意を喚起している。「正常に機能しない組織を長期にわたって無理に働かせると、組織が早くだめになってしまうのかどうかわかっていない」

短期的には効果があるのかもしれないけれどこれはちょっと怖い。

人間も生物である以上、もとある能力以上に無理をすると何かしらのツケをどこかで支払わなくてはならないに違いない。それこそアルジャーノン・ゴードン効果「人為的に誘発された知能は、その増大量に比例する速度で低下する」みたいな感じで。

人間の気持ちを読み取る驚愕の「感性解析システム」 人間の気持ちを読み取る驚愕の「感性解析システム」 - Nao_uの日記 を含むブックマーク はてなブックマーク - 人間の気持ちを読み取る驚愕の「感性解析システム」 - Nao_uの日記 人間の気持ちを読み取る驚愕の「感性解析システム」 - Nao_uの日記 のブックマークコメント

 喜び、怒り、悲しみ――抽象的なものだと考えられてきた人間の感情。それを定量化して計測できる時代がこんなに早くこようと、だれが想像しただろうか。複数の脳波のパターンから人間の感情を読み解いたり、脳波の流れをビジュアライズして脳内異常を検知したり。現実にしたのが脳機能研究所だ。

  武者氏が作り上げたシステムは、人間の感情の4要素である「喜怒哀楽」を計測するもの。光の3要素になぞらえて「感性スペクトル解析システム」と名付けた。

「人間の感情は複雑ですが、基本は喜び、ストレス(怒り)、悲しみ、リラックス(楽)の4つです。例えば気分が高揚しているような感情は、喜びとストレスが混じり合ったものですし、疲労困憊しているのはストレスと悲しみの複合形なのです。この4つの要素を計測することで、さまざまな感情を測ることができるのです」

「特別な訓練によって、喜び、悲しみといった感情を自由に出すスキルを身につけた人にサンプルになってもらいました。どういう感情で3つの脳波がどう変化を起こすのか。その相関関係を分析し、アルゴリズムを構築したのです」

感情を心理的な自覚との相関関係がはっきりした状態で定量化できるなら、面白い応用方法がたくさんみつかりそう。

「特別な訓練」っていうのがどういうものなのか気になるところではあるけれど、装置のフィードバックがあればある程度脳波を自由に操れるようになるんだろうか?1度やってみたい。