2006-01-01

ゼロ年代後半戦で日本ゲーム業界が進むべき道 ゼロ年代後半戦で日本ゲーム業界が進むべき道 - Nao_uの日記 を含むブックマーク はてなブックマーク - ゼロ年代後半戦で日本ゲーム業界が進むべき道 - Nao_uの日記 ゼロ年代後半戦で日本ゲーム業界が進むべき道 - Nao_uの日記 のブックマークコメント

> ゲーム市場に関しては、欧米は日本の8年ぐらい後を走っているんでしょうか?

> ゲームは欧米では最先端。日本では懐かしいもの。確かに差がありすぎですね。

しかしターニングポイントを過ぎてみて今、日本のゲームユーザーのセンスが欧米のゲームユーザーよりも前を走っているということが、徐々に明らかになってきていると思います。

市場やハードの特性が違うので一概には比較しにくいけれど、大雑把な感覚としては欧米と日本の市場は現時点で約3年くらいの時間差があるように感じていて、もう2~3年すれば海外市場も日本市場と同じような問題を抱え込み、大きな変化が起こってくるように考えている。もしかすると新ハードの普及率次第では、この時期がもう少し早まることもあるかもしれない。

最近のゲームは企画の立ち上げから発売される日まで2年程度の時間がかかってしまうことも珍しくない。そのため、2年後にそのゲームが発売される時期の市場がどうなっているのかを予測できてないと、時流に乗り遅れたり、時代遅れの的外れなものに心血を注ぐような結果になってしまう危険もある。

当面は国内市場の2年後と欧米市場の2年後の変化を的確に予測し、どう変化しようともうまく生き延びられるような戦略を練っておかなくてはならないのだろう。(もっと言うと本来は、自分たちが数年先の市場の流れを形作れるようなものを作る、と考えるべきなんだろうけど)

今後の激しい市場の変化に対して国内の各企業がどのような戦略を取っていくのか、そしてその後を追う欧米の企業はどのような形でそれに対応していくのか、楽しみにしている。