昼から同期の人に誘われて花見。大阪城公園に行ってみると工事で桜の木のある芝生に入れなかったので、天満橋の川沿に移動。もう散りはじめている。
夕方から仕事に出て、雨が降りそうなので早めに帰宅。帰り道でエレクトロプランクトンを購入。少し余裕ができたので溜まっているゲームをやってみる。
■ [ゲーム][感想]エレクトロプランクトン
一時間ほどいろいろ触ってみる。適当に触っているだけで映像が変化して、リズムに乗った音楽っぽいものができあがる。こういうのは作るのも見るのも好きだけど、この内容で5000円弱は高すぎる。いくつか琴線に触れるものはあったものの、ずっと触り続けていてもこれ以上変化がみられない、と思った時点で飽きて終わってしまう。この値段ならもうあと2段階上くらいの変化や驚きが欲しかった。次に触ったときにも同じ状態だろう、と思うと再度やってみようという気が起きにくい。ほぼ予想の範囲内の内容だったので、残念。
■ [ゲーム][感想]God of war
http://hotwired.goo.ne.jp/news/culture/story/20050407206.html
去年のE3の映像でかなり面白そうにみえて気になっていたので、発売後、即購入。
固定カメラの中で強すぎる主人公が大暴れする「デビルメイクライ」系のゲームだが、少々暴力表現がきついものの同種のゲームが霞んで見えるほどのいいデキになっている。
まず、荘厳なBGMと素晴らしい映像表現でゲームの世界に引き込まれる。プレイヤーの主な武器は2本の伸縮する鎖のついた刃で、広範囲の敵を一気になぎ倒せるのが爽快。簡単な操作で見栄えのする派手なアクションが行え、敵を掴んで叩きつけたり引きちぎったりする攻撃や、石化してばらばらに砕く攻撃など多彩な攻撃手段が用意されている。操作やカメラアングルもよく練られていてほとんどストレスを感じず、相当に時間をかけて作りこまれているように感じる。
背景グラフィックもPS2の60fpsのゲームとは思えないくらいに美麗で、フレームレートも安定している。敵のモデルやモーションなどもよくできていて、特にボス級の大型敵との戦闘は迫力があって良かった。操作性やゲームバランスも良好で読み込み時間も短く、死んだ後のリトライ間隔も適切。ただ、セーブポイントの間隔は少々長く感じられた。(十分許容範囲ではあるが)
ゲームのシステム自体はすでに同種ゲームで実現されているものが多くて革新的な要素は少ないものの、それぞれの要素を高いレベルでうまくまとめているうえに、ステージ構成やパワーアップなどで飽きさせない工夫がされているので、遊んでいて「この後どうなるんだろう、先を見たい」と思う感覚はとても強い。
国産のゲームが行き詰まり感がある中で、海外のゲームは着々とレベルを上げているように感じる。ネタの新鮮さに欠ける部分あったり、好みの問題もあるので日本国内で発売して売れるか?といわれると疑問はあるけれど、海外メーカーがこのような良くできたゲームをコンスタントに作れるようになったなら、海外市場をターゲットにしている国内メーカーは今以上の苦戦を強いられることになるのではないかと思う。