2010-10-07

Zyngaは“無料”カフェ経営ゲームでどのように課金させているのか Zyngaは“無料”カフェ経営ゲームでどのように課金させているのか - Nao_uの日記 を含むブックマーク はてなブックマーク - Zyngaは“無料”カフェ経営ゲームでどのように課金させているのか - Nao_uの日記 Zyngaは“無料”カフェ経営ゲームでどのように課金させているのか - Nao_uの日記 のブックマークコメント

例えば、『Restaurant City』は、複数の食材を調達して前菜とメインを組み合わせるといった、高いゲーム性が魅力だ。

それに対して、後発の『Café World』は、レシピは単品であるし料理工程も3クリックだけと、ユーザーが操作できるゲーム要素が簡略化されている。

それでもついアクセスしてしまう理由は、ゲーム展開のテンポの良さと、アイテムの有料無料のマネジメントにあると分析した。

 ひと言で言うならば、「引っ掛からない感じ」なのである。ソーシャルゲームの場合、軽い気持ちや友達に誘われてプレイを始めることが多い。その時に、チュートリアルが難しいなど、初回アクセスから「引っ掛かる」とそこで断念してしまう。

往々にして、ゲームを進めていけば自然に分かることなのに、すべて最初に伝えようと字数ばかり多いチュートリアルがみられる。

逆に、分かりやすくても、奥行きが感じられず、先行きが容易に想像できてしまうのも問題だ。こうしたユーザー心理とはお構いなしに、序盤から有料アイテムばかりアピールしていれば、気持ちは離れてしまう。


ゲームプラットフォームの未来、「セルフィちゃんねる」の挑戦 ゲームプラットフォームの未来、「セルフィちゃんねる」の挑戦 - Nao_uの日記 を含むブックマーク はてなブックマーク - ゲームプラットフォームの未来、「セルフィちゃんねる」の挑戦 - Nao_uの日記 ゲームプラットフォームの未来、「セルフィちゃんねる」の挑戦 - Nao_uの日記 のブックマークコメント

ユーザー心理を突き詰めていくと、「ユーザーが生活のなかで、どれだけ意識してくれているか」が大事なのだという考えが出てくる。

 携帯アプリが、この考えによくマッチしている。1日に使う時間はさほど多くなくても、心のどこかでいつも気になっていて、時間が空いたときについ見てしまう。人気の携帯アプリはそういう遊ばれ方をしている。

 実際に画面をみている回数や時間ではなく、どれだけ気になる存在になれるのか。目指すのは、画面を見ていない時にも、頭の片隅に残るサイトである。

やることはシンプルであっても「見てるだけでもなんとなく楽しい」と思えるような場所であれば、なんとなくまたプレイしたくなる。どういうものが「見てるだけでも楽しい」かは、特に海外由来のゲームであれば文化的な問題も絡んできたりして単純にはいかない部分もありそうだし、そういった要素に凝れば凝るほどコストも大きくなってくる。