2008-07-12

[][]国盗り頭脳バトル 信長の野望 国盗り頭脳バトル 信長の野望 - Nao_uの日記 を含むブックマーク はてなブックマーク - 国盗り頭脳バトル 信長の野望 - Nao_uの日記 国盗り頭脳バトル 信長の野望 - Nao_uの日記 のブックマークコメント

以前から気になってた『国盗り頭脳バトル 信長の野望』を買ってみた。

一緒に買おうと思ってたバンブラDXは残念ながら売り切れ。かなり品薄になってるらしい。

日本の歴史ゲームなのに海外サイトで絶賛されていたようで、海外の人が遊ぶ分にはキャラクター性を抜きにしてかなりゲームとして面白くないとそういう評価にはならないだろうからきっとよくできてるに違いない、と期待して購入。

とりあえず信長のキャンペーンを終わらせるところまで遊んでみた。

歴史シミュレーションゲームというよりはどちらかというとボードゲーム風な感じの作りで、プレイヤーがやることは基本的には武将を拠点に配置して移動させるだけ。敵ユニットと重なると自動で戦闘開始。

ユニットには騎馬->足軽->鉄砲->騎馬の3すくみの相性があるものの、攻撃側は兵力で圧倒していれば相性を無視して瞬殺できる。だからといって常に兵力を一極集中すればいいのかというとそんなことはなく、行動が兵士数の少ないユニットから順に行われるために、相性を考慮しつつ小兵力を少しづつぶつけて削っていくほうが有効な場面もある。

また、武将ごとに持っている一度しか使えない必殺技をうまいタイミングで使えば一発逆転も狙えて、気軽に遊べる簡潔さを保ちつつもかなりよく練られたルールに仕上がっている。少しジャンルは違うものの『ゲームボーイウォーズアドバンス』と似た感じの爽快感があって楽しい。

キャンペーンモードはおおむね史実に沿った内容で進んでいくため、信長が誰とどんな順番で戦ってたのをだいぶ忘れてて歴史の復習にもなるのもいい。子供の頃は近江とか越前とかいわれても今ひとつ実感がわかなかったけど、いまなら現地に行くことも多いのでなんとなく光景がイメージできるようになってきた。

遊んでて気になった点をあえて挙げるなら、隣接した大名の色が似ていてマップ上でどこの城が誰のものかわかりにくいときがあるのと、軍団編成画面で武将をコスト順にソートしてくれないので入れ替えを繰り返してるうちにどこに誰がいるのかわからなくなるくらいか。(追記:画面右上に項目別にソートできるボタンがついてました)

あと、敗北したときにも少しでもいいから名声値をもらえるほうが嬉しいかも。それだけで「負けて無駄な時間を過ごしてしまった感」が少し減る気がする。あと2ターンあれば勝ててたのに・・・、みたいな場面だと特に。

このゲームの場合は1プレイが短いのでそれほど気になるわけではないのだけど、たとえゲームオーバーになったとしても時間をかけた分だけ積みあがるものがあるような作りに関しては意識してみててもいいのかな、と最近よく思う。

とりあえずコンパクトによくまとまったルールで操作も簡単なので、それなりに頭を使いつつも気軽に遊べるのがとてもいい。WiFi対戦もできるので、ステージクリア時にもらえるポイントを使ってトレーディングカード風に武将を集めていく要素も面白そう。