2008-05-31

反応拡散系の数値シミュレーション 反応拡散系の数値シミュレーション - Nao_uの日記 を含むブックマーク はてなブックマーク - 反応拡散系の数値シミュレーション - Nao_uの日記 反応拡散系の数値シミュレーション - Nao_uの日記 のブックマークコメント

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先週までは音声データ関連をいろいろ試してみてたんだけど、今日はちょっと毛色の違うものを作ってみた。

反応拡散系の数値シミュレーション(要Flashのランタイム)

ブラウザ上で動いてマウスで干渉できる反応拡散系のシミュレーション。緑色の粒が分裂しながらじわじわと増殖していく様子が見られる。どことなく生物を連想させるような動き。

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マウス左ドラッグで部分的に削ってもすぐに再生する。グラディウスの復活する細胞壁みたいな感じ。

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放っておくと最後には粒々で埋め尽くされる。ずっと見てると全体に少しづつ脈動しながら安定な形に向かって動いていき、最終的には綺麗に整列しようとする。

パラメータを変えればまた違った動きになるけど、調整がかなり難しい。他の面白い動きをするパラメータも探してみようと思う。

今回の元ネタはこちらの動画から。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm3490841

オマケ:BZ反応シミュレーション

反応拡散系の理解を深めるために作ってみた上記のシミュレーションの原型。

今回は「拡散反応系って何?」というところからのスタートだったので、とりあえずGoogle先生に頼りながら適当に実装してみた。

難しいことはよくわからないのでいろいろ適当に作ってるため、計算式はかなり怪しいものになっていそう。それでも試行錯誤を繰り返しているとどんな数式を使えば振動やパターンが生まれてくるのかがなんとなくわかってきたような気はする。

128×128マスのグリッドで計算してる。今回はFlashで作ったのでやや処理が重いのが難点。この手の数式ならGPGPUで容易に実装できそうなので、うまくやればいろいろ面白い応用ができるかも。

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  • "ジェネレーティブプログラミング" クシシュトフ・チャルネッキ
  • "音律と音階の科学 ドレミ…はどのようにして生まれたか" 小方 厚
  • "ミュージック・クリエーター4 CW-MC4"

「音律と音階の科学」が2冊届いた。注文時に操作ミスしたっぽい。こないだ買ったときもにも同じように間違えたのでこれで2度目。不注意。

久々に自宅サーバ用のマシンのメンテナンスをしてたら突然電源が落ちて、そのまま起動しなくなってしまった。かなり熱を持っていてHDDから異音がしてたので、物理的に壊れてしまった気配。

DNSが死んでてサーバとして機能してない状態なのに半年以上電源を入れたまま放置してたのがまずかった。SVNリポジトリとか各種バックアップとかも置いてあったのに、こっちが先に死ぬとは想定外。