2006-06-28

Nao_u20060628

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昨日に引き続き、XSIを触って遊んでみている。つい時間を忘れて夜更けを過ぎるまでやめられなくてやや睡眠不足気味。

画像は適当に撮った自分の写真をデフォルトで入っている頭部の素体にテクスチャとして貼り付けて、少しモデルを整形してみたもの。適当に試行錯誤しながら一時間くらいで作ったものにしてはそれなりに見られる。少なくとも以前に「脳の右側で描け」を読みながら描いた自画像よりはずいぶんマシか。そのうち小道具として普段かけているメガネを作ってみたりするのも、面白いかもしれない。

小さい画像では分かりにくいけれど、高解像度の写真をテクスチャに使うと肌の質感がとても凄いことになっていた。皮膚の黒子やシミ、皮下を流れる静脈の凹凸まではっきりと見え、鏡で見ているかのように自分の肌を好きな角度から観察できる。普段見慣れているものだけあって、頬や口元の質感などを回転しながら眺めると不気味に思えるほど。ただ、所詮は写真テクスチャなのでスペキュラーは撮影時のものがそのまま焼きこまれてしまっているため、静止画で見る分にはそれほど違和感がないものの、光源や視点を動かしたりすると他が半端にリアルなために反射光や陰影が不自然に見える。この辺はうまくシェーダーで対応すべきなんだろう。こういった質感の再現がスキンシェーダーを書くときの一つの目標点となりそうだ。

それにしても、10年程前にLightWaveを触っていたときにはローポリゴンのポリゴン人形を人間風の形にすることにすら苦労していた事を考えると、あのころと比べるとツールもPCもずいぶん進歩したものだと思う。昔では考えられないくらいの高機能なハードやソフトが安価や無料で手に入るようになってきているということを考えると、さらに10年後には何ができるようになっているのか、楽しみだ。