2010-05-04

    • 天地明察冲方丁が書く時代劇ってのでどんな話になるかと思ってたけど期待以上に面白い。主人公の渋川晴海って実在してる人物だろうか。司馬遼太郎の『峠』を読んでるときに迂闊にもWikipediaで主人公の河井継乃助の項目を読んでネタバレな記述を見てしまったので、読み終わってから調べる
    • 天地明察」読み終えた。だらだらと読んでると睡眠不足が終わりそうにないので一気に読んでしまった。江戸時代初期、800年使われて2日もの誤差が発生している古い暦を天測を繰り返して創った新しい暦に改暦する過程のドラマを軸に、囲碁和算の歴史など、興味深い題材がいろいろ
    • 次回作では、この本では暴れん坊将軍以上に豪胆な人として描かれていた水戸光圀を主人公にするらしいのでそちらもとても楽しみ。それにしてもこの本から冲方丁の作品を読み始めた人がマルドゥックスクランブルとかシュピーゲルとかを読んだらかなり違和感がありそうな
    • ドラゴンクエストⅡ 任侠鉄砲玉伝説』 http://bit.ly/d6bpRK でもこの人の作品で一番好きなのは?と聞かれたら一番にこれを挙げる。ときどき読み返して台詞なんかもほとんど覚えてるのに、何度読んでもぐっとくる