■ 2日目・尾道
2日目の朝、船で大久野島から広島本土に戻り、そのまま電車で尾道へ。
尾道駅到着。駅を出たところに何もない、と思ったらこちらは裏口だったらしい。出口を間違えた。
駅から少し歩いた場所でパノラマ撮影したもの。(クリックで拡大)
狭い海を挟んだすぐ向かい側に島があり、数百メートルおきくらいに渡し場があってフェリーで対岸に渡れるようだ。
川のようにも見えるくらいに狭い海を、船が行き来している。
昼食に尾道ラーメンを食べる。残念ながら探してた目当ての店が休業だったので、別の店で。
食後に適当にうろうろしてたら、商店街を抜けた先で、一段上を走る線路をはさんで階段が山の上まで続いているのを見つけた。
どこにつながってるのかわからないけど面白そうなのでとりあえず登ってみた。
さっきまで街中だったのに、突然雰囲気が変わってくる。
しばらく上ってみたところからの眺め。変なところに道がつながっていたりして、ただ歩きまわってるだけで楽しい。
志賀直哉が住んでいた場所がそのまま保存されているところ、の、
猫。
すごく人に慣れてた。堪能。
階段や坂道が迷路のように入り組んで続いてるなかを適当に歩き回る。
目の前の独特の雰囲気をなかなかうまく写真に収められなくて、この辺で写真に撮るのをあきらめはじめた。
あきらかに日本の町並みではあるのだけど、入り組んだ坂や小道が続くちょっとした異世界感のようなものがうまく伝えられないのがとても残念。
歩いているとお寺もたくさんみかける。小道を歩いていると突然お寺の境内の裏に出たりして驚くこともある。
猫もたくさんみかけた。
千光寺。
鎖を上る修行場があったので登ってみた。
こんな鎖を伝って登っていく。
頂上からの眺め。かなり高いところまで登ってきた。遠くにしまなみ海道が見える。
適当に歩き回っていると古い民家を改装して、バーを作っているところを見かけた。
翌日に仮オープンするための作業をしているところだった。空き家を荒れさせないための活動をしている人たちがいるとこのと。
古い家は人が住まなくなるとすぐに荒れてしまうそうで、尾道では廃屋が増えているのが問題になっているらしい。
駅から東の方にずっと進むと、だんだん生活感のある雰囲気になってくる。
上の写真の左側の階段。これだけ山が近いと、人が住まないと植物に飲まれるのも早そう。
階段と坂の多い場所なので、生活には不便なことも多そうに見える。
このような狭い小道や階段がずっと続いているため、車が走れる道や、駐車場に使えるスペースなどはかなり希少な感じだった。
だいぶ東の方まで歩いてきたところのお寺。
せっかくなので橋のところまで行ってみた。
橋の下から。
夕方になると、自転車の高校生などがフェリーで対岸に帰る光景が。
帰りに見つけた小さなお好み焼き屋で広島風のお好み焼きを食べてから帰宅。
丸一日歩き回っていたけれど、それでもずっと飽きることのない変化にとんだ風景が見られて本当に楽しかった。
とてもいいところだったので、機会を見つけてまた行ってみたい、と思う。