■ [ゲーム]クレイジータクシー（アーケード版） 
今日も自転車で出かけようと思ったら天気予報では曇りと言ってたのに、あからさまに雨が降りそうな気配がしたので諦めた。午前中は雨が降ったり止んだりの繰り返し。
夕方に買い物に出るついでに久々にゲーセンに寄ってみると、クレイジータクシーの筐体が設置されてるのを発見。しかも３じゃなくて初代。何年ぶりだろうか･･･。
このゲームのためにいくつものドリキャスのコントローラーを破壊してきた。ちょうど予備のコントローラーを買ってきた翌日にアーケード版を見つけるとは何たる偶然。
迷わずコインを入れてプレイ。久々なので気を抜くとすぐにものすごい勢いで壁に激突して逆走状態になったり、タイミングが合わなくてリミッターカットが入らなくなってしまったりとあまりうまくは走れない。残念ながら１００００ドルの壁はぎりぎり突破できなかったけど、それでもエンディングが見れるくらいのスコアは出せた。クレタクは自分にとってはアーケードで１コインでエンディングが見られる唯一のゲームだったりする。
このゲームをはじめてゲーセンで見たときにには、アドバタイズデモでOFFSPRINGのノリのいいBGMが流れる中で破天荒なほどの勢いで走り回るタクシーの映像に惹きつけられて、これはきっとものすごく面白いゲームに違いない、直感して遊んでみたものの、デモのような爽快な走りにはならず、かなり地味なゲームに思えた。
その後、うまい人のプレイをみる機会があり、その人はギアとアクセルを激しく操作して、タクシーをまさにクレイジーとしか言いようのないくらいのありえないスピードで疾走させていた。ずっとプレイしてるのにタイムが全く減らない。むしろ増える。３０分以上たってもゲームオーバーになる気配が全くない。
これは本当にこの前自分が遊んでたのと同じゲームなのか？、と疑いたくなるくらいのすさまじいプレイに思わず見入ってしまったが、同時にこのゲームは自分にはムリだと諦めて、それ以降あまり遊ばなくなってしまった。
それでも、家庭用移植版が出たときには真っ先に購入した。
やや敷居は高かったものの、操作を順番に覚えられるミニゲームなどのおかげもあって、徐々に以前みたうまい人と同じようなプレイができるようになってきた。
家庭用が出た頃にはクレタクが稼動してるゲーセンはかなり減っていた。
DC版の移植度には大きな不満はなかったのだけど、それでも慣れるとやはりリミッターカット連発はコントローラーでやるよりもアーケード筐体のほうがはるかに気持ちいい。
家庭用移植版はアーケードほどリミッターカットが連続で入らない(ような気がする)ため、最高速度はアーケード版の方がずいぶん早い気がしている。最初の階段状の下り坂でリミッターカット連発をしたときのジャンプの高さがまったく違う。アーケード版だと空中にある見えない壁に引っかかるくらいに飛べてしまうこともあった。久しぶりにやってみてもやはりアーケード版の方が遊んでて気持ちよく感じる。
また、これもアーケード版でのみ起こる現象で、ものすごい速度で壁に突っ込むと別の場所にワープしてしまうことがある。クレタクの攻略サイトでは「クレイジーワープ」という名前が付けられてるけど、きっと単なる壁抜けのバグ。ひどいときには島の反対側にまで飛んでいくことがある。起こると一瞬びっくりするけどなんだか嬉しい。これも家庭用では発生しない。
近所からクレタク１の筐体が消えてらたぶんもう5年近くが経つ。アーケード筐体との出会いは一期一会なので、またなくなってしまう前にしっかり遊んでおきたいところ。
同時期のゲームだと「トップスケーター」や「ワイルドライダーズ」あたりもかなり好きだった。またどこかで遊べたらいいなぁ、と思う。
