2006-08-03

企画書は1行 企画書は1行 - Nao_uの日記 を含むブックマーク はてなブックマーク - 企画書は1行 - Nao_uの日記 企画書は1行 - Nao_uの日記 のブックマークコメント

一枚企画書を超えて、企画書は渾身の一行に賭けよ、と説いた本。

(文字通り一行の企画書を書けという意味ではない。)

コンサルタントの仕事をしていると、分厚くビジュアルな企画書を書くのが仕事だと思い込んでしまう時期がある。コンサルを専門とする会社では、特に若手はたくさん書かないと企画書として認めてもらえない雰囲気もある。それで何十ページや何百ページの豪華版を作ってしまうわけだが、最終決定者が企画にGOサインを出す判断は、やはり企画書の長さではなくて、渾身の一行の精度なのである。

「企画書は内容のまとめではない」

「つまり、企画書の一行とは読んだ人の脳裏に風景を映し出すことなのだ」

書類や文章を書くときに、自分の考えを過不足なく全て詰め込もうとしてムダに量ばかりが増えてしまって、一番に伝えたいことが何なのかよくわからないものになってしまうことは多い。幸い(?)にも企画書を書くことは仕事のうちに入ってはいないのでこういったことで直接困ることは少ないけれど、誰かに何かを伝えようとするときに、「脳裏に風景が浮かぶような」提案の仕方ができるようになりたい、とは思う。