■ ドット絵のスムージング
- hq4x Magnification Filter
昔どこかで見かけたのをふと思い出して、検索したら見つかったのでとりあえずメモ。ドット絵をスムージングする。やや不自然に見える部分もあるけど、ちょっと変わった雰囲気になるようだ。ZSNESではこのフィルタが使えるらしい。このフィルタを複数回適用したらどうなるだろう?
- Smart Texture Filtering
荒いテクスチャのスムージング。多分使う機会はないだろうけど、こちらもネタとしては面白い。
と、思ってたけどこのデモが作られた5年前ならともかく、今時のシェーダーならこういうのもリアルタイムで実行できるか・・・。うまく使えば何か面白い応用ができるかも。
■ 西川善司の3Dゲームファンのための次世代機ハイデフ講座
XBOX360とPS3はビデオチップ周りも結構内情は違うらしい。PS3では浮動小数点フレームバッファはFP16しか使えないのか・・・。この辺の違いは後でいろいろ困りそうな気配。CPU周りはともかく、GPUに関してはどちらも似たようなものだと思ってたんだけどなぁ。
あと、高解像度はやっぱり大変そう。広大な面積を塗りつぶすのはとてもツラい。
■ 物理エンジンアクセラレータの真実-~AGEIA PhysX編~
PhysXのSDKは無料でダウンロードできるので、ちょっと前から落としていろいろ遊んでみている。ライブラリも使いやすく、大量のオブジェクトを積んでも安定していて、それなりに無茶をしてもちゃんと動いてくれるので、結構面白い。
上記リンクのデモムービーを見ていてもなんだか単調な使い方しかしてないために全く胸がときめかないけれど、それでもちゃんと使えればPS3の有り余る計算力の有効活用ができるし、出てくる絵面もそれなりに次世代っぽくはなるのだろう。大量のモノが見慣れた法則に従って動いてる様子は人間の本能に訴えかけるような何かがあるので、こちらのページの「歩兵とゴミのムービー」くらいまで数が出ればけっこうインパクトもあるし。
GDCとかで出すPS3のデモムービーも、どこか凄いのかよく分からない魚が泳いでるだけのデモとかではなく、最低限このくらい派手なものを出してくれるとハッタリも効いてまだしも見栄えがすると思うんだけど、なぜやらないんだろう。
とはいえ、こんなのはみんなが使うようになると全く差別化要因にはならなくなる。こういったライブラリがそのままPS3の開発キットに無料でついてきてどのゲームでも同じように実装されるようになれば、あっという間に陳腐化してしまうのは間違いない。できることなら、外人さんにはこの調子でFPSの破壊オブジェクトや超能力もどき程度の使い方をずっと続けてもらえると、とても助かるのだけど。