2006-02-12

同じ失敗を繰り返さないようにするための習慣 同じ失敗を繰り返さないようにするための習慣 - Nao_uの日記 を含むブックマーク はてなブックマーク - 同じ失敗を繰り返さないようにするための習慣 - Nao_uの日記 同じ失敗を繰り返さないようにするための習慣 - Nao_uの日記 のブックマークコメント

メタ認知とは

特集ページの冒頭部分より。

引用:

「物事を正しく予測するためには、対象について豊富な知識や経験を持っていることが不可欠だが、それに加えて、自分自身を分析する力も同様に必要だ」と解説するのは、認知心理学を専門とする筑波大学海保博之教授だ。

視界が悪くなる「サングラス」をかけていたら、たとえ目の前にせっかく宝物があっても正しく認識できず、みすみすチャンスを逃してしまう。

見抜く力を高めるには、対象を分析する前に自己分析をして、自分の思考のクセやコンディション、知識・能力などをチェックすることが重要になる。認知心理学では、このようにして自己分析することを「メタ認知」と呼ぶ。

『大人のための勉強法』(和田秀樹)では、メタ認知ができない人は、その時の状況や感情に左右されやすくなり、判断を誤ることが増えるとされています。

 ●1.考える材料として十分な知識があること

 ●2.その知識をもとにいろいろなケースを想定していくつものパターンの推論ができて、その中からいちばん適切な推論を選ぶことができること

 ●3.さらにその上に、たとえば自分の知識が十分であるかとか、感情に流されていないかなどと適切なモニターをするメタ認知ができること

メタ認知を有効にするには?

アソシエに戻ります。

引用:

海保教授は20年以上にわたり、「認知的体験」という日記をつけており、「郵便番号を間違って書くエラー率は今年は1%だった」「火災報知器が鳴ったとき、誤動作の放送がある前に、避難路ではなく報知器の方に行ってしまった」などと自分の認知の特徴を蓄積している。これにより自分の認知のクセが分かり、内省力もつく。正しく考える力も向上するはずだと言う。

日記をつけると自分の失敗や成功のポイントも分かってくるから、それを基に自分専用のチェックリストを作るのもよいだろう。時折、そのリストを見る習慣をつけて、自分の考え方のクセを矯正していくことが、正しく見抜く力を身につけることへの近道だ。

やはり「自分の“玄米”」が大切なようです。