2006-01-15

Xbox360のデモをみんなで見てみる。 Xbox360のデモをみんなで見てみる。 - Nao_uの日記 を含むブックマーク はてなブックマーク - Xbox360のデモをみんなで見てみる。 - Nao_uの日記 Xbox360のデモをみんなで見てみる。 - Nao_uの日記 のブックマークコメント

昨日は雨が降っていたのでXbox360を仕事場に持っていくのをあきらめてさらにムービーや体験版を追加でダウンロードし、今日の休憩時間に皆で見てみた。

『PGR3』への反応は予想通り。体験版ではリプレイが見られず、レース中の視点では細かい作りこみもあまり認識できないために想像していたほど印象は良くはなかったようで、今ひとつ食いつきは良くなかった。PS2グランツーリスモでもリプレイ画面は凄く綺麗なのにレース中の画面は他のゲームとさほど変わらない印象だったりするので、レースゲームはせっかくの背景の作りこみも走行時にはあまり見えないので損だなぁと思う。舞台が新宿なので再現度がわかる人がほとんどいなかったというのも一因ではあるだろうけど。

それに比べると、やはり『ファイトナイト』は反応がよかった。ぱっと見でムービーだと勘違いする人も多く、肌のシェーダーやモーションブラーなど、ポイントを絞ってXbox360の能力が有効に生かされているのが実感できる。「これだけリアルになるとモーションの不自然さが気になる」という声も多かったけれど、他にも前作経験者がいたので操作のわかっている人間どうしで戦うとモーションの不自然さも減った印象だったようだ。モーションの補間や姿勢にあわせた動きのムラなどをうまく入れて、初心者のガチャプレイでも綺麗にモーションが繋がるようになるとさらに印象がよくなるかもしれない。

ただ、ゲームの性質上仕方のないことではあるけれど、一般の格闘ゲームに比べるとどうしても派手さが無く、お互い決め手に欠けると判定に持ち越されてしまう事も多いために、試合展開が地味になってしまうことも多い。それでも、それだけリアルにボクシングを再現してるということなんだろうし、今見られる中ではこれがいちばん次世代を感じられるタイトルであることは間違いない。一見の価値はあると思う。


この数日ほとんど電源を入れっぱなしの状態で片っ端から体験版やムービーをダウンロードしてほぼフル稼働状態のXbox360だけど、実はまだ一度もDVDのディスクを挿入したことがない。売られているタイトルはまだ少ないものの、体験版や無料ソフトだけでも結構楽しめる。

昔から少しでも多くの海外タイトルを触りたくて体験版つきの海外雑誌や季節ごとに出る体験版集などを購入していたけれど、Xbox360では自宅にいながら最新作を無料でダウンロードすることができるのはとてもありがたい。課金も可能なので、ソフトの販売形態としてダウンロード販売をもう一つの軸に据えられるくらいには環境が整っているように見える。今のところはまだ、そういった動きは見られないけれど。

任天堂もレボリューションで過去作のダウンロード販売を行うようだけど、過去作以外の展開も考えているんだろうか?流通コストがかからないので低価格にしやすく、大作でないソフトでも気軽に入手できるようになるため、メーカーにもユーザーにもメリットがあるだろう。任天堂はいままでもディスク書き換えやコンビニでのROM書き込みなど、低価格でソフトを販売する手法を模索していただけに、新しいインフラをどのように使っていくのか楽しみだ。

ちなみに一月ほど前に買った『Need for Speed』は未開封。会社に置いていけば誰かが興味を持って遊んでくれるだろうと期待していたのだけど、みんな忙しいせいか誰も触らなかったようだ。唯一手に入った国内版本体で動く海外ゲーム『コンデムド』も、暗くて狭くてグロくてエグい、苦手なタイプのゲームだった。どちらも体験版が落とせる事を知っていれば、無理に買う必要はなかったかもしれない・・・。