■ Googleの翻訳機能を使った英語のサイトを日本語に翻訳するBookmarklet
これは便利。ツールバーに入れておけば一発で翻訳可能。最近英語サイトを読む気力がないので重宝しそう。
■ 余裕のなくなってきたときの対処、「人生の遭難とサバイバル」
仕事の方がだいぶ切羽詰ってきつつある。
余裕がなくなってくると問題に対する判断や対処に的確な判断を行うことが難しくなる。そのような状況に陥らないように周到に準備しておくのが一番ではあるけれど、時にはどうしようもない理由で危機的状況に陥ってしまうこともある。そんなときには・・・、
遭難者がどんどん危機の深みにはまるのは、道を見失って迷ったときに
「こんなはずではなかった」
と、「予定されていたあるべき自分の姿」と「現実の自分の姿」のギャップに惑乱、むやみに動き回って「予定されていた自分の姿」に戻ろうとするから。
人間は、常に「あるべき環境」の地図を頭の中に持っている。その地図=メンタルマップと、実際の周囲の環境を照らし合わせて「自分」を認識する。この「メンタルマップ」と「実際の環境」の間のマッピングが大幅に狂うと、パニックに陥る。
迷い始めた遭難者は、マッピングができなくなっても、「実際の環境」に基づいた「メンタルマップ」を再構築するのではなく、逆になんとかして「実際の環境」を「メンタルマップ」に近づけようとする。
「こうすれば、元々知っていたメンタルマップの世界に戻れるのでは」
と、自分がいる場所がどこかもわからないのに、さらに新たな道に分け入り、どんどん深みにはまる。
本には、山で迷った時に、一番生還率が高いのは6歳以下の子供、とある。経験豊富なハンターよりも、高い確率で帰ってくる。その頃の子供は、そもそも最初から精緻なメンタルマップを持っていない。なので、「実際の環境」を「メンタルマップ」に近づけようと歩き回ったりせず、「誰もいない今の自分の場所」を新たなメンタルマップとして、その中で順応しようとする。寒くなれば木の洞に入り、疲れたらじっとしている。
かように、「あるべき予定の姿」というメンタルマップと、「現実の周囲の状況」がかけ離れたときに、自分のメンタルマップの方を修正して再構築できる力が、サバイバルで一番大事なことなのである。
新たなメンタルマップができれば、正しく「現実の周囲の状況」を分析、それに基づいて新たな生き残りのためのプランを立て、それを実行していく余裕もできる。
「あるべき姿」と「現状」のギャップが大きければ大きいほど、、「こうあるべき」という考えが判断を曇らせる。まずは柔軟な思考で現状を受け入れること、と。
自分はどうにも逆境に弱いようなので、これを肝に銘じて頑張らねば。