2005-07-16

結局夕方まで寝てしまった。

このまま一日寝て過ごすのも勿体無いのでOpenGL+CG言語を少しづつさわってみようと思ったけれど、資料の本は会社に置いたままだしWeb上の情報もDirectXのものに比べると少ない。

今ひとつ進みが思わしくないので、現実逃避にフリーの将棋ソフトを落として対戦してみた。将棋はコマの動かし方+α程度の知識しか持ってないけれど、CPUが相手ならいくらでも待ったがきくので満足のいく展開になるまで好きなだけやり直せるのが楽でいい。

しかし、何度もやり直しつつなんとなく攻めの形ができあがって、さぁこれから詰めるぞ、というところでCPUが20手近く先まで読んで勝手に投了してしまった。なんだか消化不良な感じ。

将棋をするのも10年ぶりくらいだけど、オセロなどと比べると圧倒的に指せる手の幅が広いのが実感でき、運の要素の絡まないデジタル寄りの完全情報ゲームのため、一手一手の重みが大きくてものすごくシビアに感じる。こんなので真剣勝負をして成績や収入が決まるプロ棋士というのは本当に大変な仕事だと思う。

コンピュータの能力は指数関数的に増加するから、いずれそのうち人間を追い抜く日も来るのだろうけど、そうなったときには「神の一手」の探求はコンピュータの手に委ねられることになるんだろうか?ビデオの早送りのような速度で進むCPU同士の対局をぼーっと見ながら、そんなことを考えていた。