■ 「群知能」を持つ無人飛行機の編隊 
http://hotwired.goo.ne.jp/news/technology/story/20050602301.html
小型のラジコンヘリに組み込みコンピュータとビデオカメラを積んで群知能制御で大量に飛ばす実験をやるらしい。
構想を実証するために、研究者たちは、ノルウェーのプロクスフライヤー社が開発した軽量の模型ヘリコプター『ブレードランナー』(69ドル)に、米ガムスティックス社が開発した『ガムスティックス』(gumstix)プラットフォーム――重量8グラムの小さな組み込み型コンピューターだが、リナックス・カーネル2.6を動作させ、『ブルートゥース』モジュールで通信する能力を持つ――を取り付けて、テストを行なっている。
重量わずか50グラムのブレードランナーは、上下に重なった2つのローターが逆方向に回転する同軸反転方式で、昆虫のような安定した飛行を達成している。このヘリコプターはラジコン玩具として販売されているが、エセックス大学の研究者たちは、ガムスティックスと下方を撮影できるビデオカメラを取り付けたもの――世界最小の空飛ぶウェブサーバーと呼んでいる――をすでに1機作り上げている。
もしすべてが計画どおりに運べば、こうしたヘリコプター群がブルートゥースで互いに通信しながら1つの集合体として飛行し、さらには高い負荷のかかる処理を分散型コンピューティング技術を使って実行することも可能になるだろう。
以前に話題になっていた「ナメクジを捕獲して化学的に消化することで燃料を自動的に補給するロボット」を作ろうとしたところと同じ人がやっているようだ。こういう意欲的な実験を続けられるのはいろいろな意味でスゴイ。充電とか整備がかなり大変そうだけど、数十機のラジコンヘリが群れを成して飛ぶ様はさぞ壮観だろう。
で、この実験自体も面白そうだけれどそれ以上に69ドルで重量50グラムのラジコンヘリが買えるという事に驚いた。どんなものなのか検索してみると、海外サイトでそれらしき動画を見つけることができた。ローターが同軸反転なので、このサイズでもかなり安定して飛べるようだ。
http://www.newandhottoys.com/rcbladerunner.htm
これなら自分の部屋や会社でも遊べそうだ。一時期会社でビットチャージー*1が流行った時にもこんな値段でラジコンが買えるのかと感動したものだけど、今度のは空が飛べる。こういうおもちゃもどんどん高度なものが低価格で出てくるので面白い。
子供の頃からの憧れだった本物のラジコンヘリにこんなにお手軽に手が届くとなると買わずにはいられない。国内の通販で購入できるサイトが見つかったので早速購入手続き。早く届かないかな・・・。
