昨日飲みに行ったせいかひどく眠く、ほとんど一日中寝ていた。
間欠的に起きていた数時間で本を読む。
■ [本][読了]万物理論
グレッグ・イーガンの長編SF小説。この世の全てを説明できる統一された「万物理論」が発表される会議で、科学ジャーナリストの主人公が万物理論の研究者とその成果を狙う陰謀に巻き込まれる。相変わらず奇想天外なネタが山ほど詰め込まれているが、個々のクオリティが高いだけに設定の詰め込みすぎに感じる部分もあり、その性質上この人の小説は短編のほうが面白いような気がする。
それでも著者独特の世界観や宇宙観は興味深い。