NES DOOMの解説

https://bakutendo.net/wp-content/uploads/2020/11/NES-DOOM%E7%9A%84%E6%8A%80%E8%A1%93%E3%81%AE%E8%A7%A3%E8%AA%AC.pdf

スプライトの属性情報は 1 つのスプライトで 4 バイトあり、64 個のスプライトで合計 256 バイトあります。CPU が PPU からのスプライトの属性データを 1 バイト分転送するのに最低でも 8 クロック掛かります。256 バイト×8 ク ロックで最低でも 2048 クロック掛かってしまいます。そうすると、垂直帰線期間の残りクロックが 200 クロックもあ りません。これでは他の処理をする時間が余りにも少ないため、他に何かをしようとすると簡単に垂直帰線期間 をオーバーしてしまいます。 CPU の OAM DMA を使えば(ほぼ)514 クロックで済むのとは大きな違いです。