スプライトの属性情報は 1 つのスプライトで 4 バイトあり、64 個のスプライトで合計 256 バイトあります。CPU が PPU からのスプライトの属性データを 1 バイト分転送するのに最低でも 8 クロック掛かります。256 バイト×8 ク ロックで最低でも 2048 クロック掛かってしまいます。そうすると、垂直帰線期間の残りクロックが 200 クロックもあ りません。これでは他の処理をする時間が余りにも少ないため、他に何かをしようとすると簡単に垂直帰線期間 をオーバーしてしまいます。 CPU の OAM DMA を使えば(ほぼ)514 クロックで済むのとは大きな違いです。