2017-04-12

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生後一ヶ月からだいぶ過ぎてしまったけど、お宮参りに行ってきた。

目的地の神社は近年外国からの観光客が増えてるらしく、平日なのにかなり人出が多かった。

ちょうど桜が咲いてる時期で、週末の雨で散ってしまうかと思ったけど程よく満開で一安心。

賑わう神社とは対照的に、神社内の写真館のある建物はひっそりとしていた。5階建くらい大きな建物で、豪華ではあるけど昭和の香りがするような時代を感じる内装。昔は結婚式などもやっていたらしいんだけど最近はほとんど使われておらず、他に人はまったくいない中で古びた赤い絨毯が独特な雰囲気を醸し出していた。

4階にある写真館で初老の男性に写真を撮ってもらった。写真館はホームページも整備されていなくて少し不安だったけど機材は新しく、熟練の手つきで赤ちゃんをあやしながら撮ってくれたおかげで良い写真になった。赤ちゃんもご機嫌で「こんな全然泣かないのは珍しい」と言ってもらえるくらいに問題なく撮影が進んだ。

写真を撮ったあとで、お祓いをしてもらった。お祓いから出てすぐに、親切な神社の職員が「写真を撮りましょうか?」と声をかけてくれて、本殿や桜をバックに撮影してくれた。

あと、赤ちゃんを連れていると外国人の観光客や老年のおばさんなどから声をかけられやすくなるらしい。奥さんと義母が和服で赤ちゃんもお宮参り用の着物を着ているのが珍しかったのかもしれないが、何人かと世間話をしつつ、一緒に写真を撮ってもらっていた。

帰宅後、義母は「100歳になる奥さんの祖母の容体が悪くなった」という連絡がきて、慌てて帰って行った。

義母は普段は奥さんの祖母の介護に追われる毎日で大変らしい。この数週間は体調が悪化して、自宅療養ではなく病院に入院していた。

義母は70歳くらいなので少し足が悪く、もう老老介護の領域になるので祖母の介護はかなり大変とのこと。日々成長していく赤ちゃんの世話と違って、歳ともに衰え行く一方の介護は肉体的にも精神的にもすごく負担の大きい仕事になっていそう。こういうのも話はよく聞くけど遠い世界の出来事だと思っていたけど、実際身近で見聞きするような環境になってきていて、現実問題として他人事ではなくなる日も近いのかもしれない