■ ローカライズというオシゴト~UBI編第四回~
先日のベガス2録音小話でもふれましたが、
アサシンでも音声録音時には動くゲームというものは存在致しませんでした。
メインキャラ以外のキャラクターの一部は、
海外とほぼ同時進行で録音を行ったため、英語の音声すら存在せず、
録音は台本とキャラクター資料だけに頼って行われました。
たとえば、プレイヤーに助けられると
「べ、別に私一人でもなんとかなったけど、
一応お礼言っておくわね、ありがとう・・・」
とツンデレな女性市民も文字資料にそって録音した一人です。
少女、つまりGIRLとの記載がありました。
オリジナルの英語台本もツンデレ調だったので、
声優さんも「流行りのツンデレ系ですね!」と
ノリノリで演技してくださいました。
そして。
開発終了直前、ようやくすべてのNPCが正常動作し始めた時、
青ざめる恐ろしいことが・・・
これ、顔、おばさんじゃん!!(むしろ、おばあさんか?)
登場人物の外見や設定もゲームの開発段階で
ころころ変わっていったという小話でした。
おあとがよろしいようで。