2009-12-10

コンピュータ将棋協会blog - どうぶつしょうぎ読み切り? コンピュータ将棋協会blog - どうぶつしょうぎ読み切り? - Nao_uの日記 を含むブックマーク はてなブックマーク - コンピュータ将棋協会blog - どうぶつしょうぎ読み切り? - Nao_uの日記 コンピュータ将棋協会blog - どうぶつしょうぎ読み切り? - Nao_uの日記 のブックマークコメント

会5月例会の時点ですでにGPS将棋の田中さんとうさぴょんの池さんによって解析が進められており、千日手らしい、との結論が出されていました。その後バグが発見されたことで千日手の結論が撤回され、後手勝ちに変わりました。田中先生はコンピュータの後退解析(retrograde analysis)により78手で後手勝ちの結論。 鈴木将棋の鈴木さんもコンピュータのdf-pn(depth-first proof-number search)による探索で後手勝ちと結論づけました。

最後に、せっかく新しく生まれたゲームにこんなに早く結論を出してしまっていいの? という問いに、当ブログの見解をお答えしておきます。チェッカーのときと同様、これはどうぶつしょうぎを指す人の楽しみを奪うことはないと考えます。どうぶつしょうぎの解析結果は、さながら無限に続く円周率の数字のように膨大なものになるでしょう。その手順を覚えるよりも、自らの考えでどうぶつしょうぎを指す人の方がずっと多いのではないでしょうか。