■ [ゲーム]カードヒーロー大会 その２ 
前回組んだデッキは想定以上の成果を上げてくれた。次の日の連戦は２回とも２勝０敗の好成績で、一気に４ポイントを獲得して単独首位に躍り出た。これにより、残り２戦のどちらかで１ポイントでも取れれば十分首位争いに絡めるし、２ポイント取れればほぼ優勝が確定する状況になった。
が、そこで安心して気が抜けたのか、翌日の試合は０勝２敗でポイントなし。多少の運の悪さはあったにせよ、基本的にデッキ構築の時点から完全にこちらの作戦負け。
さらに翌日の最終戦では今大会でまだ一度も勝っていない最下位の人と当たった。ここで連勝して２ポイント獲得できればほぼ優勝確定という場面で、１勝２敗で敗北。相手の攻撃をランダムで防いでくれる「女神の加護」のカードを使っていたのに、重要な場面で相手に４回も連続で攻撃を通されて負けた。どれか一度でも防げていれば次のターンに止めをさせていたはずで、負ける確率は1/16程度しかなかったにも関わらず。最終成績は３位に落ち着いた。
基本的にミクロなレベルで見るとかなり運は悪い方だと思っているし、だからこそ、現実的に予測できる範囲ですべてが悪い方に転がったとしてもなんとかなるような選択肢を選ぼうとする。そうしたところで、時々の運不運は仕方ないと諦められるとしても、時間と共に気力は減退していくし、好奇心も疲弊する。たまにはやりたいことを優先しないとさらに疲弊は広がる。
そんな状態で気力にのみ頼りすぎていたのでは長くは続かないのだろうけれど、だからといってここぞという場面で気を抜いてしまうと、結果はついてこないものなのかもしれない。今回の件で、なんとなくそんな風に思った。
