2007-11-02

なぜもう一度そのゲームをやる気になるのか? なぜもう一度そのゲームをやる気になるのか?  - Nao_uの日記 を含むブックマーク はてなブックマーク - なぜもう一度そのゲームをやる気になるのか?  - Nao_uの日記 なぜもう一度そのゲームをやる気になるのか?  - Nao_uの日記 のブックマークコメント

「大きな紙の上でテーマとなっていったのは「なぜもう一度そのゲームをやる気になるのか?」ということだった。彼はさまざまなゲームを自分で試してみておもしろいと思う理由は何かという問いに対して数多くの答えを考えた」「彼は、自分の経験や他人がプレイする様子を思い浮かべながら考え続け、一つの結論に達した。何をするべきかをよくわかっており、かつ、なぜ失敗したかがよくわかっていること。これがプレイヤーが同じゲームを何度も繰り返す理由だ。彼はそう考えた。そしてこの「何をするべきかがわかっており、なぜ失敗したかもよくわかっている仕掛け」をゲームの中に持ち込むことを決めたのである」

「テレビゲームの神々」多摩豊著より

多摩豊氏の著書の、宮本茂氏のドンキーコング開発中の話より。

この「何をするべきかをよくわかっており、かつ、なぜ失敗したかがよくわかっていること」という言葉は、ゲームを作るときには常に念頭においておかなければならない、ゲーム制作における公理と言ってもいいくらいの至言であるように思う。