■ [映画]夕凪の街 桜の国
こうの史代原作の、広島を舞台とした原爆関連の話。直接の悲惨さを描くような内容ではなく、現在に至るまでの被爆とその後の話が主題で、ほぼ原作どおりの内容。広島弁は良い。
映画を見て思い出したのだけど、ずいぶん昔の子供の頃に聞いた話で、うちの祖父が住んでいたのが愛媛と広島の中間あたりにある瀬戸内海の島なので、祖父は原爆が落とされた日に広島の方角に立ち上る巨大なキノコ雲を見たとか、祖母は知人が広島にいたために、その直後に現地に行ったとか行かなかったとか、そんな話を聞いたことがあったような気がする。聞いたのはおそらく20年以上は前のことなので、とても曖昧な記憶で、今となってはもう確かめようもないような話だけど。