■ Wii本体一台あたりのの広告費
ふとWiiの本体一台当たりにどのくらいの広告費が使われてるのか気になって、軽く計算してみた。
2億ドル = 約234億円として、初回出荷が100万台くらいと仮定すると、
234億 / 100万台 = 2万3400円
一台当たり2万円以上。
年度末までに600万台出荷らしいので、600万で割ってみると、
234億 / 600万台 = 3900円
一台当たり3900円。
これが高いのか安いのかはよくわからない。
大雑把に言うとWii本体を100万台タダで配るのと同じくらいか。最終的に本体が1000万台以上普及すれば、相対的にはもう少しは安くはなるのかも。
ゲームソフトの広告費用に関しても、あまりちゃんと考えたことがないので一本あたりの収益を最大化するための適切な費用ってどのくらいなのか、よくわかっていなかったりする。ブランドイメージとか次回作への布石とかもあるだろうから単純にはいかないか。広告って難しい。
以前に、Wiiの本体価格は19800円になるという噂だったのが最終的には25000円になった理由は、今回は広報にも十分な費用をかけるからだ、という話をどこかで見たような記憶がある。実際、おそらく現状のWiiの価格には広告費用がある程度は上乗せされていたりするのだろう。
仮にもしそうだとするなら、ハードウェアの設計変更やチップの縮小などに依存せずに本体のコストダウンができているのと同義なので、需要や話題性が途切れないよう、他ハードには真似できない、任天堂の望むいいタイミングで戦略的な値下げを試みてくるようなこともあったりするのかもしれないな、などと思った。