2006-01-31

プロマネはリーダーシップを発揮せよ プロマネはリーダーシップを発揮せよ - Nao_uの日記 を含むブックマーク はてなブックマーク - プロマネはリーダーシップを発揮せよ - Nao_uの日記 プロマネはリーダーシップを発揮せよ - Nao_uの日記 のブックマークコメント

プロジェクトマネジメントの技法だけを活用してもプロジェクトは成功しないことは、皆さんもご存知の通りです。リーダーシップ不在では、プロジェクトはうまく行きません。

プロジェクトマネジャーの仕事の大半が、コミュニケーションだといわれています。仕事の60%~90%程度までがコミュニケーションだといわれています。


不満が出てくるのは、メンバーのモラールが高い証拠です。不満がないプロジェクトは、本当にうまく行っているか、メンバーが意見を言っても何も改善されないとあきらめているかのどちらかです。

方針といってもたいそうなものではなく、単純なものです。

1.プロジェクトでは、事実関係を正確に報告する

2.事実と意見を分ける

3.不満を言うだけでは何も改善できない

4.問題を解決するにはどうしたら良いか、建設的な意見を考える

たったこれだけです。これは、プロジェクトだけに必要なことではなく、仕事をする上で必要なことです。

もちろん、メンバーからの報告を聞いて、必要だと判断した場合は、私が顧客とケンカする、ということも伝えました。

ケンカという言葉を使えば、武闘派プロマネかと間違われてしまいますが、要は、メンバー、ユーザ両方の意見を聞いて、徹底的に討論して、両者納得できる解決方法を見つけ出すことです。

当然、メンバーからの報告を受けて何も行動を起こさなければ、前任のプロマネと同じような結果になります。メンバーを尊重しながら、対話を持つことが重要です。

リーダーが動かないと現場に不満が鬱積しやすくなる。

間違った管理の第二法則 間違った管理の第二法則 - Nao_uの日記 を含むブックマーク はてなブックマーク - 間違った管理の第二法則 - Nao_uの日記 間違った管理の第二法則 - Nao_uの日記 のブックマークコメント

過去のプロジェクトにおける自分の役割は,できるだけ多くのコードを書くことにあった。しかしそれが今では,プログラムおよびプログラマの全体の管理を行うことが主な役割となっている。そのため,当初からコードを書く仕事の量はかなり絞り込んで,管理の方に多くの労力を割けるよう配慮してきたつもりだった。しかし結局のところ,その配慮も十分ではなかったと今になって思うことがある。チームを構成する人数が多くなればなるほど管理のコストは増加する。今の規模のチームを淀みなく管理するには,管理面の問題に対して常に気を配ることができるぐらいの余裕が無くては難しい。少なくとも今の自分の実力に照らし合わせる限りでは,その必要があると感じられる。

間違った管理の第二法則」とは,自分自身を「便利屋」(原著では "utility infielder" ― 「便利な内野手」)にしてしまうことだ。 Fristrom 氏は,管理を行う立場になるということは,すなわちコードを書く量は減るのだということを理解しなくてはならないと警告する。さもなければ,定期的に割り込んでくる管理面の問題によって,まともにコードの仕事を進めることができなくなるばかりか,当然のごとく管理も疎かとなり,プロジェクト全体が混沌の闇へと迷い込んでしまうことになる。

リーダーが仕事を抱え込みすぎるとチームのコミュニケーションが滞り、現場の混乱が起こりやすくなる。