今日はほとんど一日中寝ていた。夕方から仕事に行こうと思っていたけど、眠いので今日はパス。結局、起きて活動していたのは3、4時間くらいか。
午前中に起きてシャワーを浴びていたら、突然お湯が出なくなった。ガス給湯器が壊れたのかもしれない。困った。
■ [本][読了]すごいやり方
他人や自分をうまく動かすための「すごいやり方」が31個紹介されている、30分くらいで読み終えるくらいの薄さだが中身は濃い本。著者らの会得した「物事をうまく運ぶためのノウハウ」が表のページに大きく一行で書かれていて、その裏ページには簡単な解説が入るかたちで分かりやすく簡潔にまとめられている。
冒頭にいきなり「ピンときたものを一つだけ選んで実際に使ってみてください。」とある。内容は全般的にとても前向きで、人によってはそれが薄気味悪く感じられることもあるかもしれない。こういう本は人を選ぶが、ポジティブに考えて行動することに抵抗がないのであれば実践してみて損はないと思う。
印象に残ったものをいくつかピックアップすると、
「5秒で答えを出してみて。」
難しい問題に出くわしたら、まず答えを5秒で考えてみる。
5秒で考えることで、自分の直感から答えを引き出し、それを考えを進める叩き台とする。しかし、最初に思いついた答えが取るべき選択であることは多い。
「ヤバイ話をしてみない?」
それを言ってもおしまいじゃない。問題を解決するには、その核心をつく必要がある。
大きな問題があることに目をつぶりながらもなんとなくうわべを取り繕って話を進めてしまうことは多い。だれもそこに触れたくないし、触れると厄介なことになりそうなのであえてそのままにしてしまうことも多いが、後で問題が表面化して困るくらいなら今すぐ勇気を出してその問題に向き合うべき。
「くだらないアイデアを5個言ってみて。」
熟考してアイデアを出した後に、「くだらないアイデア」を1分間で5つ出してみる。
画期的なアイデアは正解を求めていない状態を作ってみるみると出やすくなる。「洗剤に金銀パールが入っている」「犬の言葉を翻訳する装置」など、一見くだらなくてすごいアイデアは正解を求めているとなかなか出てこない。
これは、ネタ出しに煮詰まったときに実践してみるべきか。
「真剣と深刻の違いはなに?」
一生懸命やっているのに、思うほど前に進めない、「なんかどん底だな」と感じたときには「真剣と深刻の違いはなにか」を考えるとよい。
- 深刻
- 重い
- いやいや
- 黒い汗
- 消化試合
- どうにもならない
- 失敗するのが恐い
- 遅く
- 曇天
- 真剣
- 軽い
- 意思
- 熱い汗
- 勝負
- どうにかする
- 自分で責任を取る
- 速く
- 虹
深刻でも真剣でも、自分は一生懸命だと思えてしまうところが罠。
とくに自分は真剣にやっているつもりで事態を深刻に捉えすぎることが多い。真面目にやっているつもりでも雰囲気を悪くしないためにも、ある種の楽観は大切・・・。