■ [本]基礎情報学
「生命体にとっては内部も外部もない」
オートポイエティックシステムには、
- 自立性
- 自己同一性(個体性)
- 境界の自己決定性
- 入力と出力の不在
の4つの特性がある。
生命体はそれ自身の視点から見ると、本来外部と内部の区別がつかず、
現実と幻覚の区別ができない。
入出力関係を捉えているのは横で眺めている実験者だけである。
生命体自身は内部も外部もなく、ただひたすら行為を行っているに過ぎないのだ。
■ [本]脳の右側で描け
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繰り返しになりますが、創造的個人は、データを集めること、データを創造的に変形することの二つの過程の違いを認識しています
もう一度、Rモードの特徴を復習してみましょう。まず第一に、時の流れが止まっているように感じられることです。時が進行しない感じで、時間は意識されません。第二に、話された言葉には何の注意も払わなくなることです。話し声は聞こえても、音声を意味のある言葉として解読しないのです。誰かに話しかけられても、引き戻して再び言葉でで考え、答えるには大変な努力が必要なように感じられます。さらに、何であれ、いまやっていることがとても面白く感じられます。鋭敏になり、神経が集中され、対象と”一体に”なった感じがします。エネルギーにあふれながら静かで、行動的でありながら不安はありません。自信がわいてきて、目の前の仕事はいくらでもできます。思考は言葉でなくイメージでなされ、特に絵を描いているときには知覚している対象に思考が”釘付け”になります。この状態はとても楽しいもので、元に戻っても疲れを感じないばかりか、気分はさわやかです。
次に私たちの課題となるのは、右脳の優れた視野情報処理能力を利用し、Rモードへ思いのままに意識を切り替えられるように、さらにはっきりとこの意識状態に焦点をあわせ、意識的にコントロールすることです。